父の用事に付き添い

今日は、父が睾丸の袋に水が溜まったと言うので津市街の総合病院・Ｔ内病院へ診てもらいに行くのに僕もついていきました。

午前少し遅めに行き、運転手の弟は降ろしてもらった後車で喫茶店へ行かせて(実際は駐車場で待っていたようです)、父と僕とで泌尿器科診察の受付を済ませ、診察を待っていました。総合病院なのでかなり待たされ、２時間くらい経ったところで漸く診察の時間が回ってきました。注射で水を抜くと言っていたので、シモの処置なので僕は診察室に同伴しませんでした。診察後、看護婦さんに気になる点があったので血液検査等詳細に検査するというのでその結果待ちに更に１時間ほどかかると言われ、待っている弟にはその旨携帯で連絡しました。

検査の結果を訊く際には僕も診察室に入って一緒に話を聞きました。父は以前もここで水を抜いてもらっているようで、その時と比べてマックスの時ではないので注射で抜く際睾丸に傷をつける怖れがあるので症状が一番ひどい時に来るよう言われました。先に待合室で父に聞いたら、頭の良くない父らしくこの症状では同じところで継続して診てもらえばいいのにここだけでなくあちこちの泌尿器科で診てもらっているようです。少し上から目線の医者で、口下手で上手く症状を説明できない父に若干苛立っている様子が伺えました。

待合室で待っている時、小学校の同級生で小６の時同じ進学塾へ行き地元ではなく国立の中学校へ行ったＫ木さんのお父様と遭遇したので父も交えてお話ししました。彼女はがん専門家看護師として重要なポストで頑張っているようです。因みに結婚する気配はなさそうだということです。彼女の弟は僕の弟と同級生で、弟と共に同じ進学塾に通って僕の母校の中高の後輩になり、一橋大を経て地元の地方銀行で働いています。結婚して小学校低学年の子供もいるようです。こましゃくれていた２人の妹も結婚して同じくらいの子供がいるようで彼女が親の面倒を見ているようです。Ｋ木さんの近所に住んでいた同じく同級生のＳ水さんのことも聞きました。早く結婚したことは聞いていたのですが、２人息子がいてもう大学を卒業して働いているそうです。Ｋ木さんのお父様は前立腺が悪くてここへ通っているそうで、本当に久々にお見かけしましたが、いい感じに歳をとっておられると思いました。

会計を済ませて、その後は前日父に頼んであったので、父のお金を分けてもらいに津市中央のメガバンクへ行きました。最近リハビリをサボっているせいか駐車場から銀行へ行く父の足取りもだいぶ覚束なくなっていました。父はまだかなり残高があるにも関わらず相変わらずシブチンで、他のことには判断力の衰えを見せるのに自分名義の資産が減ることにはかなりシビアになります。普通は判断力が衰えれば子供のピンチと聞けば振り込め詐欺に引っかかるんでしょうが、うちの親は子供より自分たちに安心の担保になるお金の方が大事そうなので、そもそも未だキャッシュカードを持っていないし振り込め詐欺に引っかかる怖れがありません。期待していたほどの額を分けてもらえなかったので、アシは埋まり切らず自転車操業でカードの支払いをすることになります。銀行員も、父の様子を見て「名前かけますか？」と聞くほどなので、マジで僕が父の後見人になれないかと思っています。

帰りは３人でどこかで昼食を食べに寄ることも考えていたのですが、父の足取りを見て帰宅途中県道４２号線沿いのすき家のドライブスルーに寄って車内で昼食として牛丼弁当を食べさせました。弟は帰宅後食べました。これからは父をきちんとリハビリに連れて行こうと思いました。