非有非無を知る。

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　ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
　世界中のすべての方が幸せにありますように！
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２０１９年　令和元年（平成３１年）　
９・２９（日）
　　

　　　非有非無を知る


　姫野です。
　今日京都は晴れで暑い一日でした。
　夕方からくもりになりました。
　虫の声と、金木犀の香りが
　季節を感じさせてくれます。

　ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。
　昨日は僕の誕生日で、いよいよ来年は
　成人式です。（コラ！嘘つくな！）
　　僕の田舎大分では誕生日にはお坊さんを呼んで
　枕もとでお経をあげます。（そんなアホな！）

　しかし僕は今仕事がとても忙しく
　昨日も会社から家に戻ったのが、夜11時15分ごろで
　誕生日も特に何もなくて、仕事で終わりました。
　昼はせいろそば、夜は焼きそばをいただきました。
　「まあ　それもよし」と自分では思っています。
　人生は色々です。

　　ひとつ屋に　遊女も寝たり　萩と月

　　　　　　　　　　　　　　　　芭蕉

　さて
　いつも人の幸せについて考えていて
　仏教のお話もさせていただいてます。

　今日もその一環で
　仏教では、突き詰めると
　「非有非無」というところに行き着きます。

　「有にあらず、無にあらず」
　これがよく分かると、幸せが分かります。

　「自分」というものは
　実は存在していません。
　
　もちろん肉体はありますが
　誰もそれが自分の本質とは思っていません。
　自分という意識が本体です。

　しかし、その意識も
　突き詰めると、諸縁が仮和合して
　仮に今あるだけです。

　私はプライドが傷ついた
　恥をかかされた
　腹が立つ
　　などと言って殺し合いまでする
　のが人のありようです。

　しかし、
　恥をかく自分など、実は突き詰めると
　実態はありません。
　　
　でもまた、現に腹が立つ
　という事実はあるわけです。

　実態がない、虚構の概念に踊り
　踊らされているのが人生です。
　夢のようなものです。

　ではどうすれば
　それで幸せになれるのでしょう？

　私たちの本質は
　「非有非無」なわけです。

　どうとでも自由に形成しうる
　意識のエネルギーが本体です。

　ということは
　自由に自分で創れるわけです。

　ですから
　仏教の立場から言えば
　幸せも自由に自分で創れます。
　いや創ればよい、といえます。

　人生は自分で創るもの
　幸せはあなたが自分で創るものです。
　どうとでも、自分で自由に創れるのです。
　
　人生をもっと楽しく過ごしなさい
　過去をもたない聖人はなく
　未来をもたない罪人はいない

　あなたの人生を、バラの花の
　それのごとくにあらしめなさい

　沈黙の中で
　バラはその芳香を言葉とする

　あなたはいかがでしょうか。

　ではでは
　愛を込めて！

　姫野　修一郎（Himeno　Shuichiro）
　ana38655@nifty.com

　今日も笑顔でニコッとね。

　何であれ、そこに愛が流れてこそ
　はじめてこころから楽しくなります。
　
　幸せはごく自然な
　あなたの命の本来の属性です。
　
　姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
　http://siawase1.at.webry.info/

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　生涯かかっても実現できないような
　大きな夢を持ちなさい

　案ずるな、必ず救うてやる！
　いつも響く仏の声です。