特定の男にはわかるこの気持ち

犬などの動物にしても飼育法を誤ると人間との上下関係がおかしくなる。
人間も幼少期の頃、学校の集団生活の中で格差を思い知らされて礼儀を学ぶ。

何事も礼儀の最初は
「ちゃんとしないと怒られるから」
という、自分より圧倒的に強い権力者の【圧力】から
しつけを守る。

何かしら横暴な事をすると、怖いという気持ちがあるので秩序を守る。

怖いとは強者からの圧力。
後に信念から秩序を守るように構築される。

人間は個々の力量によって、幼少期からの圧力の掛けられ方に大差がある。
DQNが横暴なのは
それを許されてきた人生だから
それを注意されなかった人生だから
それに対して圧力をかける強者があまりいなかったから
横暴になる人は、それなりの力を持っている事は確か。
力とは体型、腕力、口が立つ、頭の回転が早い、経済力、思考力、行動力等、とにかく色々だ。
人生で恐怖を感じてきた事が少ないんだろう。

背が低く、細くて気の弱そうな男の子が横暴な例はない

【大体が好青年】

なぜかと言うと
【沢山注意されてきたから】

周囲の圧力は日常に置いて、本当に些細な事からある。

○電車の席に普通に座ってるつもりが、隣の少し空いた席へ不快そうな顔をした人が「もっと寄れよ」と言わんばかりにチラ見してドカッと座る。

他にも星の数ほど例題はあるのだが、逐一ここに書いてられないので、後は各々方で想像してほしい。

人は注意する時、何かしら圧をかける時、相手の総合的な力量を無意識のうちに見るんだよ。
自分にも危険がある様ならば、何もしない。

いけそうなら圧をかける。

理不尽だがこれが世の中の真実


【所詮は弱肉強食】

この真実は、弱者ほど痛感させられる。

幼い頃から矛盾した圧力をかけられ続け、縮こまった生活をしている人は、歩きスマホをしてる人に対して疑問を思う事がある。

「自分はこんな歩き方してたら、周囲から圧力をかけられ恐怖するのにコイツはなぜ、こんなに余裕で歩きスマホができるんだ？怖い思いを自分と比べて圧倒的にしてないんだろうな。平和ボケしてやがる」

「自分なら怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて、とてもじゃないがこんな事できない」


【自分が経験してきた恐怖を思い知らせたくなる】
【自分が恐怖により守ってる秩序を、守らないそいつの人生が腹立たしい】
自分は周囲からの圧力で、こんな怖い思いをしながら
秩序を守ってきたんだぞ。
たまにはお前も格差の恐怖を味わえ、とね。


気持ちはわかる。
調子こいた奴をイジメる本能と同じ。
わからせてやりたい。そしてスカッとしたいんだよ。

ただし、そこに養ってきた秩序はない。
偽りの秩序。

人間には二通りある。
【怖くて守るエセ秩序】と【信念で守る秩序】

だから法律という圧力がある。


■「歩きスマホ」の女性に体当たり＝傷害容疑で４９歳男逮捕−警視庁
(時事通信社 - 09月26日 17:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5803311