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2019年09月24日12:09

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やっぱり芝居は面白い!!!255(30)

秋なのに暑過ぎるわ、台風は強烈だし、さすがに温厚な地球も堪忍袋の緒が切れたのか。
そんな昨今ですが、観劇は続くのであります。
おかげ様で、恵比寿スペース29も使ってくれる連中が増えております。
先週の週末は、#演劇集団〆切り非常事態15周年ミニ公演「掌中にアーカーシャ」が恵比寿スペース公演でありました。僕は土曜日の13時の回。まあ、一応小屋主なので、30分前の開場時間に入場。前後の客席に挟まれた舞台に出演者の4人が座っている。雑談、前振り、挙句にスマホで麻雀ゲーム解説付き。おいおい大丈夫か、お前ら。落語のまくらよろしく笑わせてくれる。ああ、コメディーなのかと思わせて開演。・・・・・何だこいつら!一転雰囲気が切り替わり、不条理劇が繰り広げられる。時空、場所、歴史、神etc.
衝撃的な50分だった。不条理劇って苦手なんだが、とにかく引き込まれる。それで?だから?どうして?僕の筆力では表現しきれないが、単に想像の世界でした、ゲームの世界でしたという単純な話ではなく、哲学的ともいえる秀作でした。そして開演前の雑談すら計算されていたのかしら。さすがに15年の歳月はだてじゃない。作者、演出、役者、音灯が心地良くシンクロした作品だった。
後で聞いたが、作者で出演者の天野君は名古屋では知られた存在らしい。今や神奈川でも知られる劇王の創成期から佃典彦氏に師事して関わってきたそうだ。
マンボや大畑氏、そして今回の連中。恵比寿スペース29も何とかなりかなと希望が湧いてくるようだ。

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