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2019年09月22日20:09

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【路面電車】 広島電鉄に乗ってきた。(1)

9月18日(水)14時過ぎ、やって来ました路面電車王国・広島〜!

広島市自体には何度も来ているのですが、路面電車に乗るのは今回が初めてです。
まずは広島駅前から、「広電宮島口」行きに乗り込み、出発。広島電鉄(以下、「広電」)自慢の5両編成超低床車。もちろん、JR等の普通の列車よりは短いのですが、路面電車基準だと実に長大な車両ですね。それでも、立ち客がそこそこ多い盛況ぶり。
途中の「広電西広島」電停までは、殆ど全てが併用軌道です。自動車と同居。とは言え、「軌道内は原則、自動車排除」(車は、線路を横切るぐらいしか出来ない)が貫かれているので、道が混んでいても、電車はスイスイ運行しています。
なおかつ、乗客の下車に要する時間を極力、短縮する為の工夫も為されています。車内のあちこちにICカードのチャージ機(乗客がセルフでチャージする)が設置されていたり、
長い編成の場合は車掌さんが乗っていて、車内を回って両替を引き受けていたりして、下車時にチャージや両替で時間をロスしないようになっているのです。なんだか忙しない気もしますが、電停の数がやたらに多い(=電停間の距離が短い。最短は胡町電停−八丁堀電停間で123m)ので、その度にタイムロスしていたら、いつ終点に着くか知れたものではありませんw
車窓はと言うと、さすがに三角州の広島市とあって、橋が多いですね。橋の上を路面電車が渡るというのは、私は大好きであります。

広電西広島電停から先は専用軌道、と言いますか、ここからは「軌道」ではなく、一般的な「鉄道」になります。従って、MAX時速40km以下・平均時速30km以下の軌道法の規制は受けず、一気に時速50〜60kmにアップ! 速い速いw
この区間はJR山陽本線とピッタリ並走していて、さすがにJRのスピードには敵わないものの、駅の数は広電の方が多く、地元の方の利便性も考慮すれば、まずまず対等に渡り合えているという訳なんでしょうね。
それはともかく、揺れる揺れる。車体の構造上なのか風のせい(海の近くを走っている)なのか、とにかくビックリするぐらい横揺れしました。

さて、進行方向左側に瀬戸内海が見え始め、いよいよ終点だなぁ、と思っていると「次は『ボートレース場』臨時駅」とのアナウンス。臨時駅? 路線図の類には一切、載っていません。運転席後ろの表示画面を見ると、停車駅を示す〇印だけがあって、駅名は記されていない状況。これは実地調査しなければなりますまい。
電車はその臨時駅にパッと停まって、数人を降ろしてすぐ発車。ものの一分もしないうちに、終点の広電宮島口駅に到着しました。広島駅から21.5kmを所要70分ほどです。写真は、同駅で折り返しを待つ車両たち。
終点らしく立派な駅舎を出まして(広電の電停・駅は車内で料金を払いますが、この駅だけは改札口があります)、この後は宮島に渡ろうと思うのですが、その前に、先刻の臨時駅まで徒歩で戻ってみます。

以下、次回!

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