【Patinage】ジュニアグランプリシリーズポーランド・男子フリー。

一夜明けて土曜は男子からスタート。鍵山君は表彰台に乗ればファイナルが決まります。
今回は参加人数が多かったため、ピックアップも上位8人に拡大しました。

・Ivan SHMURATKO UKR
【衣装】白・黄色シャツ、黒パンツ
【曲】Cornerstone
【構成】3A+2T, 3Lz!+3T, 3A, FSSp3, StSq3, 3F, 3Lz!+1Eu+3S<(stepout), 3Lo, 2A, CCSp4, CCoSp4
【感想】音の取り方が上手い。終始動きスムーズ。細かい乱れこそあるもおおむね力出せたか
【得点】技術点66.99、演技構成点64.78、減点0.00、フリー得点131.77、SPとの合計201.90

・Aleksandr SELEVKO EST
【衣装】紺・オレンジ・黒（夜明けのノートルダムのイメージ？）
【曲】Caruso
【構成】3Lz, 3A(hand), 3Lo, 3A+2T, CCoSp4, 2Lz+3T, 2A+1Eu+2S, 3Fe(fall), FCCoSp4, StSq4, CCSp2
【感想】前回のほうがジャンプが安定していた。演技全体としては前回より劣ると言うことはなかった
【得点】技術点57.23、演技構成点64.00、減点2.00、フリー得点119.23、SPとの合計185.86

・Joseph PHAN CAN
【衣装】紫紺・黒
【曲】皇帝
【構成】4T+3T, 3A, 3Fe, 3Lo, FCSp3, 2Lz+3T, 2A+1Eu+3S, 3Lz<(fall), FCCoSp4, StSq3, CCoSp3
【感想】3Lzは不発だったが他はしっかりまとめた。音楽とよく調和して大きく動けている
【得点】技術点69.02、演技構成点67.80、減点1.00、フリー得点135.82、SPとの合計207.70

・Ryan DUNK USA
【衣装】ワインレッドシャツ、黒パンツ
【曲】Lo Ci Saro
【構成】3A(stepout), 3Lo, 3F!+3T, CCoSp3, 3F!+1Eu+3S, 3Lz, 3Lo+2T, CCSp3, StSq3, 2A, FCCoSp4
【感想】北米らしく所作がキレイ。ジャンプも無難にまとめ、大きな失敗なく演じきった
【得点】技術点65.32、演技構成点67.68、減点0.00、フリー得点133.00、SPとの合計205.90

・Gleb LUTFULLIN RUS
【衣装】黒
【曲】月光
【構成】4S(fall), 3A+3T, 3A, CCoSp3V(shaky), 3F, 3Lz+1Eu+3S, 3F+2T, CSSp4, StSq3, 3Lo, FCCoSp4
【感想】4S転倒にFCCoSp乱れも他要素クリーン。演技全体を通じて落ち着いて演技できていた
【得点】技術点71.58、演技構成点65.08、減点1.00、フリー得点135.66、SPとの合計212.01

・鍵山 優真 星槎国際高等学校横浜
【衣装】白シャツ、赤サスペンダー、黒パンツ
【曲】Tucker
【構成】4T+2T, 3F, 4T, 3A<(stepout), FCSp3, CSSp4, StSq4, 3F+3T, 3Lz, 3Lo+1Eu+2S, CCoSp4
【感想】終始スピード感。目立った失敗は3Aのstepoutだけ。他はしっかりまとめた。堂々たるもの
【得点】技術点83.79、演技構成点76.84、減点0.00、フリー得点160.63、SPとの合計245.35

・Daniel GRASSL ITA
【衣装】白シャツ・ワインレッド
【曲】Single Man ほか
【構成】4Lz(2feet), 4Lo<, 3A<, 3Lo+1Eu+3S, FCCoSp4, 3Lz+3T, 3F!+3T, 3Lz, StSq3, CSSp4, CCoSp4
【感想】4Lo決めて勢いに乗って行けたか、そのあとは音楽としっかり調和した演技。ゾーン入ったようにも見えた
【得点】技術点76.93、演技構成点70.70、減点0.00、フリー得点147.63、SPとの合計228.64

・Daniil SAMSONOV RUS
【衣装】黒
【曲】Per Te
【構成】3A+3T, 4Lz<(fall), 3A, 2A, FCSp4, 3Lz+3Lo, 3F+1Eu+3S, 3Lz, FCCoSp4, StSq4, CCoSp4
【感想】スピード感がものすごい。男の子版エテリ組。恐るべき才能。今後体型変化してどうかだが
【得点】技術点87.84、演技構成点76.34、減点1.00、フリー得点163.18、SPとの合計250.51

と言うわけで、鍵山君はファイナル決定です。上記の通り今回は3Aがミスだったものの4回転が2本とも成功だったのは大きかった。現状ジュニアにおいては4回転をクリーンに跳ぶことが表彰台の鍵となるかも知れません。
とは言え勝ったのはダニール。何なんですかこの子はと。上述の通り男の子版エテリ組です。華奢でカワイイ（こう書くと僕の性的嗜好がそっちかと思われる恐れありですが）。
あとはダニエルが復活してきた。ベストではなかったとは思いますが、やはり地力はある。再来週最終戦にエントリーしてます。そこで勝てばこちらもファイナルでしょう。