埼玉県でおきた小学生殺人遺棄の事件…
事件の報道を見た時、犯人は父親で、殺された子供に暴言をはかれた事で突発的に殺害と遺棄をしたんだろうと予測していました。
母親が仕事で居ない時に、毎日のように暴言をはかれていたんだろうと思います。
だからといって殺害していい理由になりませんが、
『本当の親じゃないくせに』
って言葉は、それだけ胸に深く突き刺さる言葉だったんですね。
殺人は、決して許される行為ではありませんが、何だかモヤモヤする事件です。
旦那が原因の不妊で、私達夫婦には子供が居ません。
クラインフェルター症候群という、性染色体の遺伝子疾患の障害です。
男性はXY
女性はXX
の遺伝子を持っていますが、
旦那はXXY
という、Xが一つ多い遺伝子です。
生まれながらにして、精子を作る機能がありません。
結婚して3年目に不妊が判明しました。
子供を授かる方法として、睾丸を切開して、精子細胞があれば、それで顕微受精をする事が可能ですが、旦那が睾丸の切開する事を拒否したので、何もできませんでした。
その手術をして精子細胞がなければ、精子バンクによる精子提供を受け、体外受精が受けられます。
後は、養子を迎え入れる事です。
旦那は、切ったものの精子細胞が無いとなれば、切り損だと言いました。
また、本当に種無しだと決定づける事になるので、切りたくないと言われました。
私には何も言えないし、辛いのは旦那だからと、我慢するしかありませんでした。
精子提供を受ければ、戸籍上は旦那の子供になるのですが、この話し合いの中で、
『所詮、わいの子供でないし』
というような事を口にされました。
仮に精子提供を受けて子供を授かったとしても、戸籍上では旦那の子供だったとしても、いずれ旦那の口から、何らかのタイミングで
『所詮、わいの子供でないし』
という事を言われると予感しました。
私の親族での集まりで
『わいだけ他人やし』
という事を何度も口にするし
『わいは橋の下で拾われた子やし』
と何度も言っています。
旦那は正真正銘、義母が産んだと分かる、義母と瓜二つな顔立ちです。
普段からこういう事を口走る上、怒ったとしても
『だって本当の事やし』
と開き直るので、子供を深く傷つける可能性が高いと思いました。
養子を迎え入れても、
『所詮、わいの子供でないし』
と言う可能性は高かったと思います。
旦那は、私には敵対心や競争心を持っているらしく、
『美月はいいよなぁ、自分の子供が産めるもん、わいや種無しだから、自分の本当の子供をもてないし、戸籍上、わいの子供だったとしても、所詮、わいの本当の子供じゃないからな』
と、事ある毎に言われると思いました。
もしもそれが子供の耳に入ったり、子供に直接言うようは事があったらと思うと、恐ろしくて精子提供を受けようと思えなくなりました。
そんな事は言わないって言っていますが、保証はありません。
一度口に出した事は、戻す事ができません。
今回の埼玉県の事件で、『本当の親じゃないくせに』って言葉が、妙に胸に残って、胸が苦しくなりました。
■「本当の親じゃないくせに」に立腹か 埼玉の小4遺棄
(朝日新聞デジタル - 09月20日 11:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5795611
ログインしてコメントを確認・投稿する