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2019年09月18日11:20

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西高校入口ってバス停も消えるのか?

さいたま市立大宮西高校で14日まで、同校としては最後となる文化祭「第57回西高祭」が行われた。生徒らは若さと力強さ、そして自由闊達な「西高らしさ」を存分に発揮し、同高卒業生も在校生を力強く支えた。

 同高は今年4月から同じ敷地内に中等教育学校が開校。来年3月、現在の3年生が卒業すると、事実上の閉校を迎える。今回の文化祭では「最後だよ!全員集合」のキャッチコピーが掲げられた。

 文化祭実行委員長の太田渚さん(18)は「例年に比べて人数も少ないが、妥協したくない。学校の歴史の中で一番の、私たちがつくる文化祭としたい」と力を込めた。

 開会式は13日午前9時10分に同高体育館でスタート。カウントダウンの後、開場が暗転、ペンライトを持った生徒の歓声が室内いっぱいに響き渡り、興奮のステージが始まった。

 生徒会長の尾辻温さん(18)は「西高生は普段は鷹揚だけど、こういう時は一致団結する。最後の西高生がつくる、歴代で最高の西高祭だと言われたい」と笑顔を見せた。

 在校生を支えようと昨年から、卒業生有志もそれぞれの立場で西高祭に参加している。漫画家のあらい太朗さん(53)=1984年卒=は13日、教室で生徒の似顔絵を描いた。

 あらいさんは「校舎に足を踏み入れると、何も変わっていない。これが最後だと思うと淋しい。大宮西高が確かにここにあった証し、文化を新校にバトンタッチして残してほしい」と話した。

 ピアニストの丸山薫さん(45)=93年卒=は視聴覚教室でトーク・コンサートを開催し、ベートベン「悲愴」、ショパン「英雄ポロネーズ」など4曲を演奏し、来場者を魅了。「先生も、友だちも大好きでいい思い出ばかり。

 西高で過ごした時間は私の宝物。このつながりが今後も皆さんと心の中に残ればうれしい」と感極まった表情を見せた。

 母校への感謝の気持を伝えようと活動する卒業生有志「ありがとう西高!」実行委員会の栗原俊明さん(44)=93年卒=は「閉校まで残り半年、いよいよ最後が近づいたという思いがある。『西高が好きだから』の思いで、多くの人に会い、今までと違う力を感じている。これからも皆さんと協力し、できるだけのことをやっていきたい」と話した。


http://saitama-np.co.jp/news/2019/09/16/10_.html
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