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2019年09月16日21:28

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フィンランド人に多い「〜ネン」という家族名について



今日、あるマイミクの方が「一番格好良い名前のスポーツ選手」というつぶやきのお題を出していて、それに僕がふざけてフィンランド人の名スキージャンパーだったヤンネ・アホネンの名前を出したことでウケたことから思い出したことがあったので、それを日記に書きます。

今から20年ほど前の「探偵ナイトスクープ」で、こんな依頼があった。
「フィンランド人の家族名はアホネン、ハッキネン、ニッカネンとか、〜ネンという家族名が多いですが、ひょっとしたらフィンランドにはアホチャイマンネンさん、パーデンネンさんとかいるのではないでしょうか?調べてくれませんか?」

それで、芸人の探偵の清水圭が大阪のフィンランド領事館に行ってみると、そこの領事の名前がイカライネンさんという家族名であり、女性の領事がアシカイネンさんという家族名だった。

その2人に「フィンランドの友人でアホチャイマンネンさん、パーデンネンさんという家族名の人はいませんか?」と質問してみると、2人の友達と知人の住所録の中に「パデンネン」という家族名の人がいた。それで、清水圭がフィンランド在住のパデンネンさんに国際電話で英語で電話をして、パデンネンさんに「アホチャイマンネン、パデンネン」と言わせるというオチだった。


それで、僕も1997年9月にドイツのベルヒテスガーデンに1人旅をした時に、ベルヒテスガーデンの岩山の山道を散策していると、山道の途中で絵画を描いている若い女性に会った。彼女に英語で話しかけてみると「私はフィンランド人の女子大生で、ドイツの大学にアルバイトをしながら留学中なの」という返事だった。

それで彼女に、「フィンランド人でアホネンという名前があるが、その日本語の意味は『私はSTUPID(アホ)だ』という意味だ」と教えると、彼女は「NO!」(ウソよ!)と言って驚いていた。それで、彼女の名前を教えてもらったが、家族名は「ゴッポネン」という名前だった。「君の家族名は日本語だと野菜みたいだ」と言ったら、彼女は笑っていた。

フィンランド人に〜ネンという家族名が多いのは、セルビア系の家族名に〜ビッチ、スウェーデン系の家族名に〜ションが多いのと同じような理由らしい。詳しくはこちらのサイトに書いてある。

https://freeandlight.net/2019/02/11/finnish-interesting-lastnames/#i-2

写真はフィンランド人女子大生のゴッポネンさんに出会った場所、ヒトラーの山荘がかつてあったベルヒテスガーデンの美しい風景。
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