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2019年09月16日02:41

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停電復旧、想定外の長期戦に

風で吹き倒された山間部の鉄塔を含む系統を迂回し、通常とは異なるルートで送電することは可能(鉄塔が倒れたままでも)らしく、現場はむしろ都市部の電線の張り直しに手こずっているようだ。

剥き出しの送電線の方が復旧が早いのは真実かも知れぬけど、切れるのも埋設線より早いから、今回のように切れやすく復旧が遅いと架空線のメリットはゼロ。

日本には地震があるから敢えて架空送電線にしている…
というのはウソで、地震対策だけなら埋設線の方が強い。

何故なら地面が上下左右に動けば、送電線を収めた埋設管路も同じく上下左右に動く本質免震構造であるから。

そして大風にも埋設の方が強い(当たり前)。ただし浸水には弱いかも。

切れ易く繋ぎ易い架空線と、切れにくく繋ぎにくい埋設線のメリットデメリットを、災害列島の地震、台風、水害を想定しつつ比較勘案の上、日本の電気事業者は架空線を選んだ!なんてのはウソだろ。計画無き野放図な都市化に適正な送電網の設営がついて行けなかったのが真相と思える。

しかしながら、15年くらい前の試算では全国総延長100万キロの架空線があるそうだから、これをいちいち埋めて歩くとなると、その手間と金が…

そして埋設工事によって交通が阻害され、停電によって日常生活や生産活動に支障をきたすことによる経済的デメリット!! 計り知れぬ。

ということで、日本から電線は無くならない。

智恵子は東京に空が無い…と云った(らしい)。

否…
と私は反論する。

東京にも空はある。見えないだけだ。びっしり張られた稠密な架空送電線に遮られて!

■安全基準・設備更新で課題=停電復旧、想定外の長期戦に
(時事通信社 - 09月14日 15:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5788711
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