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2019年09月12日00:03

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Irregular、RareCase…ではあるけれど

■職員に便器ブラシなめさせる 特養施設長のパワハラ認定
(朝日新聞デジタル - 09月11日 18:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5784655
これがニュースになるってことは滅多に無いことの証。そりゃそうだよ日欧茶飯事のことなら最早誰も関心持たないし話題にも上らない。有り得ないことだからこそニュースになるのだ。

ただ、介護現場はどこも本当に余裕がない。溢れかえる需要、夥しい数の待機利用者、それに反比例して足りない人手。人手の足りない部署、施設に助勤に行ったり、公休日も含めて緊急のシフト変更なんてのもザラだ。

そして接する利用者さん達は片時も目が離せない(一瞬の隙に転倒・誤嚥等のリスクがあるが得てして同時多発的にそれぞれの利用者さんがそれぞれの要求をする。施設・職員側の都合など全く考えてくれないから即応できない場面も多々ある。

そうなるとどうなるか?現場のストレスはどんどんたまる。余裕があれば起きないようなミスも余裕が泣く疲弊している状況では起きてしまう。それをいかに防ぎ現場の士気を高められるか?管理者・上位職にはそれが求められるのは何も介護業界だけじゃない。全ての業種職種普遍的な話だ。

さて本件施設。確かに厳しい叱責が必要な場面もあるだろう。然し伝え聞く範囲では
[それ言っちゃそれやっちゃおしまいだよ]
な案件だね。

>職員4人に対し「ばか」「言語障害」「格差結婚」「学歴がないのに雇ってあげてんのに感謝しなさい」などと発言。05年ごろには業務の報告を怠った1人にトイレの便器を掃除するブラシをなめさせた。

何らかのミスやトラブルがたとえその職員に責があるものだったとしても、鬱憤晴らし然とした暴言を吐いたら通じるモノも通じなくなる。誰だってミスはある。ではいかにすれば次回同じ失敗を繰り返さなくて済むようになるのか?それを相手の人格を傷付けずに伝え指導するのが上位職の仕事だってのに…これじゃ言われた方は萎縮し更には[面従腹背]になって益々指示や命令を聞かなくなるのがオチだ。ましてトイレの便器を掃除するBrushを舐めさせるなんてPenaltyのつもりだとしても有り得ない。

>退職金についても、「職員が引き継ぎをせず辞め、施設に迷惑をかけたので就業規則に基づいて不払いとした」とする施設側の主張を退け、支払いを命じた。

懲戒解雇ならいざ知らず、こういう場合は支払うべきモノだ。

この施設の施設長もおそらく相当なストレスがたまっていたのだろう。手のかかる利用者さん(特養なら要介護度数の高い=介護が大変=利用者さんばかりと言っても過言じゃない)、身勝手な要求ばかりしてくるご家族、微に入り細にわたって重箱の隅をつついてくる厚労省や監督官庁、そして、不平不満は言う割には仕事の技量は然程でも無い職員…イラつくなとは言えない。

然し!ここまでやったらおしまい!
この施設には監督官庁からきついお叱りが来るだろうし下手したら業務継続画布可能になるかも知れない。そうなると一番気の毒なのは入所してる利用者さん達だ。

この施設長は更迭されても仕方なかろうが、利用者さん達には迷惑がかからないように決着がついて欲しいものだ。
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