いつの間にか幕内の全勝が3人だけとは。

大鵬親方のちゃんこ鍋 復活へ
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大相撲九月場所四日目、横綱鶴竜は前頭2枚目の逸ノ城を右四つから左に開いて肩透かしに退けで4連勝とし、大関豪栄道は前頭筆頭北勝富士を鋭い踏み込みから僅か2秒で押し出しで一蹴して3勝目を挙げた一方、大関栃ノ心が小結阿炎を右に開いての叩き込みに仕留めたと思いきや、物言いがついて後頭部を押さえた左手の指が髷の中に入ったと見なされ、「髷掴みの反則負け」で3敗目。昨日初日を出して復活を感じさせる右叩き込みで五分に戻したと思った栃ノ心ですが、髷掴みを取られての反則負けで窮地に戻された恰好となったようですね。
さて、大関高安と横綱白鵬が休場する中、やはり最大の注目は10番での大関復帰を目指す関脇貴景勝。今日は前頭3枚目に番付を上げた友風に対し、立ち合いから頭を下げて一気に突っ込み、下からの押し出しで一蹴。所要時間僅か2秒6の速攻で、元大関にして幕内優勝経験者の貫禄を見せた一番となりました。これで横綱鶴竜、宝富士を小手投げに退けた隠岐の海とともに4連勝となりましたが、四日目にして幕内の全勝がこの三人に絞られたわけで、横綱白鵬、大関高安の休場などが影響している印象がありますね。