ここからいくつかの日記は、第40回ネット鑑賞会用の解説です。
フランツ・リスト作曲
交響詩「プロメテウス」
アルパド・ヨー指揮
ブタペスト交響楽団
かんち自身の日記
リスト祭りの第2回目も、交響詩で幕開けです!
と言っても、前奏曲や序曲をリストは書いていないので
今回はプロメテウスです。前回同様、ギリシャ神話系なんですが、これも今回のメインと実は関係ありです。なぜなのかは、聴いて行くうちにわかるようになっていますんで、知りたい方はぜひとも頭から参加していただけると嬉しいです。
本当にリストという人の教養の広さを感じる作品の一つです。
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『プロメテウス』(Prometheus )S.99は、フランツ・リストが作曲した5番目の交響詩。ギリシア神話のプロメテウスを描いている。
1850年にヴァイマルで、ドイツの詩人、哲学者のヘルダーの像の除幕式に当たって、その「絆を解かれたプロメテウス」が上演された際に、リストはそのための序曲と1曲の合唱曲を作曲した。後にそれぞれを独立した曲とし、序曲の方は更に手を加えて、1855年に交響詩として発表した。
プロメテウスは火を盗んで人間に与え、ゼウスの怒りを買って岩山に縛り付けられた。しかしヘラクレスによって救い出されるところとなるのであり、リストはその苦しみを、解放された喜びをこの交響詩に表現した。
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