mixiユーザー(id:65133463)

2019年09月10日15:50

67 view

香港デモ活動家の「通信App」のハックを狙う中国政府。

Forbes JAPANは2019年09月08日に、香港の民主化デモを行う人々の間で、急激に利用が広まっている通信App「Bridgefy」を香港や中国の当局が、締め出すことは困難であると報告した。

2014年の雨傘運動では、「Bridgefy」と同様な仕組みを持つ「Firechat」という通信Appが利用されていた。

これらのAppは、ブルートゥース経由でメッシュと呼ばれるネットワークを構築し、通信を行っている。メッシュを用いた通信では、キャリアの通信ネットワークを用いずにデータの送受信が可能なため、政府の検閲を避けられるとされている。

「Bridgefy」は、あらゆるデバイスを中継して行われるため、警察が特定のネットワークを閉鎖しても効果がない。
ただし、「Bridgefy」も完璧なツールとは言い難い。
例えば警察が「Bridgefy」で偽の情報を流し、活動家を混乱させることは簡単である。
参加者に特定の地点を集合場所として伝え、そこで警察が待ち伏せすることも想定できる。

ジョンズ・ホプキンズ大学でセキュリティを研究するマテュー・グリーン(Matthew Green)准教授は、「理論上、Bridgefyの通信には暗号化が施されているが、オフライン状態でもセキュアな暗号化が出来ているかどうかは不明だ。」と言う。

「Bridgefy」の広報担当はフForbesの取材に「プライベートなメッセージは、エンドツーエンドのRSA暗号で守られている。一斉送信するメッセージには、暗号化は加えられておらず、誰でも読むことができる。」と話した。

ただし、広報担当者はプライベートメッセージにおいても、完璧な防御を実現することは難しいと述べ、「当局の監視や検閲に対抗するためには、最大限の暗号化を行うしかない。」と話した。

「Bridgefy」の利用規約には「通信内容はAppの運営元以外の第三者に傍受されるリスクがある。」との記述がある。

マテュー・グリーンは、Appのメタデータが警察の手に渡るリスクも警告した。

「Bridgefy」のメタデータに、利用者の端末のデバイス識別子が含まれている可能性がある。

中国政府の要請を受けた通信キャリアがデバイスの識別子を開示し、利用者が特定されてしまう危険性があると言う。

さらに、騰訊控股(Tencent/テンセント)が運営する「WeChat」も、Android(アンドロイド)でデバイスの識別子を収集しており、警察がテンセントに情報の開示を求める可能性もある。

多分すでに、警察がテンセントに情報の開示を要求していることだろう。

もう1つの懸念は、当局が「Bridgefy」の一斉メッセージにマルウェアを仕込み、ネットワーク内にばら撒いて端末情報を収集する可能性もある。

先日の報道で、中国政府が新疆ウイグル自治区の人権活動家らをターゲットとした、ハッキング攻撃を行っていることも明らかになった。

ただし、これらのリスクを考慮した上で利用するのであれば、「Bridgefy」は現在の香港において最も有用なコミュニケーションツールの1つにあげられるだろう。と述べている。

つまり、これらのリスクを理解しているかどうかで、効果は全く異なる。

いろいろ出てくるな〜
確か、イランでのデモで、緊急に作られたツールが、大きな話題になった。
民主主義が、ネットワークで、面白く展開している。

gigazineでは、ダウンロードから、使い方まで詳しく紹介している。

2019-09-03---香港デモで、利用者急増の通信App「Bridgefy」
2012-10-01---イランは、Gmailへのアクセスを回復。

2012-09-28---反イスラム・ビデオ製作関係者は、保釈なしで拘留された。
2012-09-28---イランの通信社、風刺のOnion記事を事実として配信!
2012-09-23---ドイツのシーメンス、イランの原子力装置に起爆装置を設置!?
2012-09-22---イランの大学で、多くの学部が女性禁止になった。
2012-09-21---パリのルーブル美術館は、イスラムの芸術に専心的な新館をオープン!
2012-09-20---世界中の抗議者は、反イスラム映画で暴徒化した!
2012-09-20---女優シンディー・リー・ガルシアは、映画管理者を起訴!
2012-09-15---ヘンリー王子が駐留するキャンプ稜堡をタリバンが攻撃。
2012-09-14---ローマ法王は、「平和の巡礼者」としてレバノンを訪れた。
2012-09-14---米国ミッションは、反イスラム映画に対する抗議に向けて用意。
2012-09-13---イスラム教徒のイノセンス。米国人に安全な場所はもうない!
2012-09-12---リビアのベンガジで、米国領事攻撃で大使死亡!
2012-07-27---イランの制裁が効果を見せ、鶏の価格が高騰!
2012-04-19---イラン外交官、ブラジルで児童性的虐待!
2012-04-09---イランは、インターネットを8月までに永久に切断!?
2012-04-06---チュニジア人、「裸のモハメッド」漫画で投獄!
2012-03-15---イランの女忍者「くノ一」。
2012-03-12---「インターネットの敵」という恥名を持つ12カ国!
2012-02-18---モロッコは、スペインの有力紙「El Pais」の2月16日版を禁止!
2012-02-15---オランダ極右議員ワイルダー、Webサイト批評家へ「余計な口を出すな!」
2012-02-13---イランのネット禁止を避けるanonymity プロジェクト「Tor」
2012-01-29---イラン最高裁判所が、ポルノWeb開発者に死刑判決!
2012-01-10---イランでは、ペニスへの入れ墨が永遠のバイアグラ?!
2011-04-13---オランダの政治家へルート・ワイルダーの裁判再開!
2011-01-18---イランは、バレンタインの贈り物の生産を全面禁止した!
2010-12-29---モハメッドの漫画を発行した新聞社テロ計画犯5人逮捕!
2010-12-12---スウェーデンの首都ストックホルムで2回の爆破テロが発生!
2010-09-28---イラン「ブログの父」に、19年の刑!
2010-09-16---ムハンマドの風刺漫画家は、FBIのアドバイスで雲隠れした。
2010-06-10---イランでインターネットは、Lifeline(ライフライン)とNoose(輪縄)
2009-10-29---イランの旅客機機長が乗客に「どうか祈ってください」と伝えた。
2009-09-27---イラン革命防衛隊が、イランのテレコム株50%を購入。
2009-05-24---イラン、Facebookへのアクセスを閉鎖!
2008-11-19---イラン、500万Webサイトへのアクセスを妨害!
2008-08-04---イラン、若年層1,200万人が毎日バーチャル・セックスと公式報告!

https://time-az.com/main/detail/69737
7 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する