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2019年09月10日11:30

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真珠のアコヤガイ大量死 長崎県も稚貝の3〜4割死ぬ/真珠養殖のアコヤガイ 200万個超が大量死 三重 志摩

真珠養殖のアコヤガイ 200万個超が大量死 三重 志摩
2019年9月9日 18時06分
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190909/k10012072041000.html
養殖真珠の産地として知られる三重県志摩市の英虞湾で、養殖に使うアコヤガイが大量死した問題で、三重県などの調査で、被害は少なくとも200万個を超えていることが明らかになりました。

ことし7月、志摩市の英虞湾で真珠養殖に使うアコヤガイが「がいとう膜」と呼ばれる、いわゆる貝ひもの部分が縮んだ状態で死んでいるのが見つかり、その後、隣の南伊勢町でも同じような被害が確認されました。

三重県水産研究所などでは、県内の252の養殖業者を対象に、先月30日までアンケート調査を行い、48%の業者から回答がありました。

その結果、アコヤガイの被害数は、生後半年程度の稚貝で167万7000個、2年貝で30万個、3年貝で11万5000個と合わせておよそ209万個となりました。

三重県によりますと、県内にあるアコヤガイの総数はおよそ1022万個ということで、今回の調査で少なくとも全体の2割以上が死んだ実態が明らかになりました。県ではアンケートの回答が半分に満たないことから、実際の被害はさらに大きいと見ています。

また、貝の年齢別の死亡率は稚貝が70%、2年貝が23%、3年貝が24%と稚貝が突出して高くなっています。

アコヤガイが死んだ原因は今のところ分かっておらず、県水産研究所では来月、三重大学や国の研究機関で遺伝子検査を行うなど原因の特定を急いでいます。

三重県では真珠養殖業者への経営支援対策として、9日付けで県庁内に相談窓口を設けたほか、来月から業者が融資を受ける場合の無利子化などの支援も行うことにしています。

三重県知事「スピード感持って対策」

アコヤガイの被害が200万個を超えていることが明らかになったことについて、三重県の鈴木知事は「影響が複数年におよぶことになるので、重く受け止めている。養殖業者は小規模だったり、高齢化が進んでいたりするので、県として寄り添いながらスピード感を持って対策をとっていきたい」と話しています。



真珠のアコヤガイ大量死 長崎県も稚貝の3〜4割死ぬ
2019年9月9日 16時04分
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190909/k10012071661000.html
真珠の養殖に使われるアコヤガイの大量死が各地で問題となる中、全国的な生産地の1つ、長崎県でも、稚貝の3割から4割が死んでいたことが漁協の調査で分かりました。

アコヤガイの生産が盛んな愛媛県や三重県では大量死が問題となっていますが、長崎県でも同じような死に方をしているアコヤガイが複数の養殖業者によって見つかりました。

養殖業者で作る長崎県真珠養殖漁業協同組合が7日臨時の会合を開いて、対馬を除く29の養殖業者を対象にアンケート調査を行った結果、死んだ稚貝の割合が、例年は1割以下にとどまるところ、ことしは、平均して3割から4割程度に上っていたことが分かりました。

中には7割から8割程度の稚貝が死んだという養殖業者もいましたが、いずれの業者も真珠の核を入れる母貝への被害はほとんどなく、ことしの出荷には影響はないということです。

漁協では、来月にかけて急きょ新たな稚貝を生産し、被害の大きい養殖業者に無償で提供することにしています。

全真連=全国真珠養殖漁業協同組合連合会の会長も務める県真珠養殖漁業協同組合の藤田哲也組合長は、「県内の漁場は広範囲で、場所によって被害が出た時期や規模が異なることが分かった」と述べたうえで、全真連として今月中に全国の被害状況を取りまとめ、来月、国に報告する考えを示しました。
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