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2019年09月09日21:02

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9月10日の誕生花・ヤナギハッカ

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9月10日の誕生花と花言葉は、アスター〈白〉(信ずる心)、ダリア〈赤〉(栄華・華麗)、シュウカイドウ(自然を愛す・片思い)、セイヨウカリン(魅力・誘惑)、蝦夷菊[えぞぎく]〈白〉(信ずる心)、ミカエルマス・デージー(追憶)等々があります。今回は、ヒソップ(柳薄荷[やなぎはっか])を取り上げます。花言葉は、「浄化,清める」です。

シソ科ヤナギハッカ属の植物です。。南ヨーロッパ原産で、地中海の東から中央アジアまで自生しています。ヘブライ語の「聖なるハーブ」エゾブ(esob)が語源といわれています。ハッカに似た芳香があることから、和名はヤナギハッカです。
古くからハーブとして用いられ、ギリシア・ローマ時代には、神聖な場所を清める薫香として、又はハンセン病患者の入浴にも利用されていました。葉はペニシリンを生じるカビが繁殖することから、かなり抗菌作用がある事が分かりますが、当時の人たちはその浄化作用を上手に利用していたようです。
食用としては、シチューやソーセージの風味付け、葉を刻んでサラダに、脂肪の多い肉類と食べると消化を助ける効果があります。
ベネディクト修道士たちによって作られる、ヒソップの花で風味付けしたリキュールは「ベネディクティン」と呼ばれています。
薬用効果としては、ヒソップの苦味成分であるマルビインには痰を取り除く作用がある事から呼吸器系の疾患に用いられてきました。葉の煎じた液は打撲した患部を温湿布するのに用いられ、外用薬としては、挫傷や火傷にも効きます。乾燥させた花はリウマチの痛みを和らげるハーブとして沐浴にも用いられます。また、ヒソップのお茶は腸のガスを除き、貧血症の予防、うがい薬にもなる等々、多目的に利用できるので、よく家庭で育てられて います。花には芳香があり、乾燥させても色、香りが残ることから、ポプリの材料や香水としてもよく用いられています。
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