天気の子

君の名はで、細田守をも凌駕する評価と名声を受けた後に新海誠が製作した映画。
いろいろ見る前から批評も批判もされてたようでｗ
まぁ試写会見た人からの好評不評だったのかな？
個人的には十分面白かったですね
君の名を超える作品かというと設定のスケールも負けず劣らずだけど
エンターテイメント性としてはやや抑えめな分、どうしても本作が劣るかなと

まぁこの映画世界観は、現実のリアルな新宿だけど、ファンタジーでした。
細田守は、そこから現実と親子を取ったけど、新海誠はファンタジーという引きこもりの世界を選択したねｗｗ
個人的には宮崎駿の後継者を見た気がした（世間的に見た後継者という意味）

新海誠も言っているように前作で大成功を収めたから、ようやく自分の思う作品が作れると語っている
以上、おそらくこっちの展開の方が好きなんだろうし、見た感じではこっちの方が新海誠っぽいなと思った。
エンターテイメント性を抑えてるので、なんとなく現実の匂いがするのよねｗ

基本ハッピーエンドよりも塩辛い感じで終わる、決して不幸という感じではなくて、痛みを伴うなかで、主人公のもっとも納得いく結末を選択するっていう感じ？

だから今回の主人公二人の行動に対して、ほろ苦さがあるのと君の名はその辺をぶっ飛ばして、こんな悲しい出来事なんて
いやだーー
俺が覆すｗｗｗそげぶパンチ的な展開を明るくぶっ飛ばしていったんすよね

こっちは、自分たちが、どうにもならない世界に対してそんな世界だったら、僕はこっちを選ぶ的な？
そんな中にリアル側の立場が、小栗旬さんの演じた大人が立ちはだかるわけよ
敵じゃないんだけど、現実という大きな壁としてねｗ

そして何よりもこのファンタジー的現代ドラマをより現実に引き戻す、素晴らしい役回りを演じてくれたのが、
本田翼でしたねぇｗ
作品に入り込んでるところに、本田翼のこうのっぺりした本田翼の声で冷静になれるというｗ
あっ演技してないわけじゃないのよｗ演技はしてるんよ
上手いか下手かは別としてｗ

ただまぁ個人的には宮崎駿の後釜レースとしてはかなり先を行ったかなぁ
まぁいつまでもファンタジー路線が新海誠で、家族とか親子とかそういう方面が細田守なのかもしれない。
独り身のヲタな私は、新海誠におぼれていくのかもしれんなｗ
細田守もよいが、未来のミライとかアメと雪とか見ててもなぁ・・・つらみざわですよｗ