mixiユーザー(id:35441980)
2019年08月29日09:54
352 view
8月29日(木) #1909 かつて自分も挑戦した「ムチャ企画」��
おはようございます。木下藤吉郎です。
今から20年前の1999年(平成11年)の今日、横浜市営地下鉄(現 ブルーライン)の戸塚駅〜湘南台駅間が開業し、同時に「新横浜北駅」を「北新横浜駅」に改称しました。
■あゆみ 横浜市
https:/
また、今から70年前の1949年(昭和24年)の今日は、原子力工学研究家の小出裕章(こいで ひろあき)さんの生まれた日です。
■「なぜ、私が原発に反対するのか」 小出 裕章 氏 - 久留米第一法律事務所
http://
8月29日 木曜日
昨日は、九州北部の特別警報発令を受けて急遽内容を変更したため、一日話が飛んでしまいましたが、今回は復帰で、かつ明日は月末恒例の「今月の世相を表す漢字一文字(漢検非公認)」をする予定なので、一気に終わりまでまとめてしまいたいと思います。
2004年だったか2005年だったか、とんと忘れてしまったものの、ある年の3月に、名張(三重県)から自宅(大阪府柏原市某所)までを走りと歩きだけでやり遂げるという企画を立ち上げ、その日の朝8時ごろ、意気揚々と近鉄名張駅を出発。しかし、春特有の不安定な天候による「あられ」が計算外でペースが遅れ、大和八木(奈良県橿原市)のあたりでと考えていたランチは桜井市内で摂ることになり、しかもそこまでの体力を奪われた事による想定外の疲れからか、鯛焼き数個を頬張るだけで満腹感が出るほどでした。
少し体力を取り戻した私は、国道165号に沿いながら、西へ西へと、遅いながらも確実に歩を進めて行きました。
ところで、奈良も南北に広い「盆地」であり、抜け出すにはどこからであろうとも必ず「一山越え」をしなければなりません。これについては当初から計算にはありました。奈良県と大阪府を隔てる「田尻峠」です。
のどかさの漂う奈良盆地の風景も、橿原を抜け、大和高田、香芝へと進むにつれ、次第に山が迫る景色へと変わってきました。そして太陽もいよいよ西へ沈みつつあり、あたりは暗くなる一方でした。
田尻峠越えに差し掛かった頃には、かなり日光がなくなっていて、夜道に近い状態でした。自動車がガンガン走り抜けるためにヘッドライトがよく見え、それでかなり精神的に助かっていたように思います。
ただ、田尻峠の坂道はやはり相当にきつく、みるみるうちに足が激痛に襲われるようになりました。
しかし、それでもなんとか田尻峠を越え、遂に最終目的地である大阪府柏原市との境界を越えました。
後は下り坂と平坦な道しかない、ここまで来れば……と思いましたが、柏原市内に移ってからは平らな道でさえ両足が悲鳴をあげるほどになっていました。
そして、恐らく夜の8時ごろ、スタートから12時間ほどが過ぎた頃ですが、近鉄河内国分駅前に到達したところで、走りと歩きのみの挑戦にストップをかけたのでした。
あと自宅までは2〜3km程度でしたが、ここまでの疲労が計り知れないほどで、いつ肉離れや断裂によるケガが出てもおかしくないと感じた事と、既に50kmを超えており、フルマラソンの距離を遥かに超えていた事、最後の自治体区域にまで到達できた事と、かなり達成感も大きかったように思います。
往路は800円、帰路は150円、この差額650円が高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだとは思いますが、一つはっきりと言える事があります。
時に、敢えてバカになる事も、人生においては必要である。
これをもちまして、思い出話を閉じさせて頂きますm(_ _)m
今から20年前の1999年(平成11年)の今日、横浜市営地下鉄(現 ブルーライン)の戸塚駅〜湘南台駅間が開業し、同時に「新横浜北駅」を「北新横浜駅」に改称しました。
■あゆみ 横浜市
https:/
また、今から70年前の1949年(昭和24年)の今日は、原子力工学研究家の小出裕章(こいで ひろあき)さんの生まれた日です。
■「なぜ、私が原発に反対するのか」 小出 裕章 氏 - 久留米第一法律事務所
http://
8月29日 木曜日
昨日は、九州北部の特別警報発令を受けて急遽内容を変更したため、一日話が飛んでしまいましたが、今回は復帰で、かつ明日は月末恒例の「今月の世相を表す漢字一文字(漢検非公認)」をする予定なので、一気に終わりまでまとめてしまいたいと思います。
2004年だったか2005年だったか、とんと忘れてしまったものの、ある年の3月に、名張(三重県)から自宅(大阪府柏原市某所)までを走りと歩きだけでやり遂げるという企画を立ち上げ、その日の朝8時ごろ、意気揚々と近鉄名張駅を出発。しかし、春特有の不安定な天候による「あられ」が計算外でペースが遅れ、大和八木(奈良県橿原市)のあたりでと考えていたランチは桜井市内で摂ることになり、しかもそこまでの体力を奪われた事による想定外の疲れからか、鯛焼き数個を頬張るだけで満腹感が出るほどでした。
少し体力を取り戻した私は、国道165号に沿いながら、西へ西へと、遅いながらも確実に歩を進めて行きました。
ところで、奈良も南北に広い「盆地」であり、抜け出すにはどこからであろうとも必ず「一山越え」をしなければなりません。これについては当初から計算にはありました。奈良県と大阪府を隔てる「田尻峠」です。
のどかさの漂う奈良盆地の風景も、橿原を抜け、大和高田、香芝へと進むにつれ、次第に山が迫る景色へと変わってきました。そして太陽もいよいよ西へ沈みつつあり、あたりは暗くなる一方でした。
田尻峠越えに差し掛かった頃には、かなり日光がなくなっていて、夜道に近い状態でした。自動車がガンガン走り抜けるためにヘッドライトがよく見え、それでかなり精神的に助かっていたように思います。
ただ、田尻峠の坂道はやはり相当にきつく、みるみるうちに足が激痛に襲われるようになりました。
しかし、それでもなんとか田尻峠を越え、遂に最終目的地である大阪府柏原市との境界を越えました。
後は下り坂と平坦な道しかない、ここまで来れば……と思いましたが、柏原市内に移ってからは平らな道でさえ両足が悲鳴をあげるほどになっていました。
そして、恐らく夜の8時ごろ、スタートから12時間ほどが過ぎた頃ですが、近鉄河内国分駅前に到達したところで、走りと歩きのみの挑戦にストップをかけたのでした。
あと自宅までは2〜3km程度でしたが、ここまでの疲労が計り知れないほどで、いつ肉離れや断裂によるケガが出てもおかしくないと感じた事と、既に50kmを超えており、フルマラソンの距離を遥かに超えていた事、最後の自治体区域にまで到達できた事と、かなり達成感も大きかったように思います。
往路は800円、帰路は150円、この差額650円が高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだとは思いますが、一つはっきりと言える事があります。
時に、敢えてバカになる事も、人生においては必要である。
これをもちまして、思い出話を閉じさせて頂きますm(_ _)m
0
0
ログインしてコメントを確認・投稿する