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2019年08月28日22:07

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散策雑感・恐竜百科展 神栖にアマルガサウルスがやってきた

神栖市の歴史民俗資料館の企画展 9/8まで

他館でポスターを見かけたが、神栖なんて知らんなとグーグルマップで調べたら霞ヶ浦や北浦が利根川に流れ込むあたり、鹿島の南ですね。ろくな公共交通機関が無いからパスかなと思ったら東京駅発鹿島行きのバスが近くのホテルに停車すると言うことで訪問を決めました。
多分時間が余るので付近に何か無いかなとマップを広げて見ていたら、よくよく思い出せば目的地の南2キロほどの所サーキットの狼ミュージアムがあって一度この辺りは来たことがあるな。さすがに今回は車ではないのでパスするが。

さて所々欠便がありますがほぼ10分に1本バスが出ているのは驚き<そんなに需要があるのだろうか。
八重洲南口から乗車、鹿島セントラルホテル下車で約1時間半です。運賃はICで1830円です。
鹿島セントラルホテルは結構大きなホテルですね。鹿島臨海工業地帯の近くと言うことで工場見学時の宿泊や関連イベントの需要があるのかな?
ホテル建物内に待合室があり、ホテルロビーを抜け裏手一般駐車場にでてそのまま南下します。道路が左にカーブした先、真正面に見える平屋風の建物が歴史民俗資料館です。実際は奥は2階建て。その手前大きな建物は図書館。帰りに立ち寄ってみたらタイアップとして恐竜関係の書籍コーナーを設けていました。夏なのに学生の姿が少ないのは隔離してあるのかな?

館内入り、ガラス通路突き当たりを右に、すぐに左手受付がありますが、無料です。
通常はそのまま奥に進み一般展示と言うことのようですが、受付向かい入ってきたところから右手にロビーがあり、特別展の一環としていくつか展示があります。すぐに目につくのは左手の発掘体験コーナー・半畳ほどのパレットに砂が敷き詰められています。その奥は常設の3面モニターに神栖水鏡として歴史や祭りの様子を上映。奥にアパトサウルスの前足の復元模型と各種恐竜の足跡化石が展示されています。右手壁面は恐竜研究の始まりから恐竜ルネッサンスとして年表が提示。

受付に戻り展示室へ。二階に上がる階段横が展示室への通路。突き当たりにトリケラトプスの前半身の復元模型。手前に1/20の全身骨格模型があります。奥のメイン展示室に化石などが見えますが、順路としては階段を回り込み左手に進みます。
階段踊り場の裏壁面には時代区分や日本の恐竜時代・発掘分布図などが提示されています。

左手の特別展示室。小学校教室の半分程度かな。入って左手奥壁面に備え付けの展示ケースがあります。右手壁面には小さい展示ケースや壁掛け標本ケースに雑多なパーツ化石が展示されています。いずれもレプリカが多いようです。まぁ無料ですから予算面で実物を借りるのは難しかったのでしょう。
とは言えレプリカですから状態の良い産状化石なども展示してあります。
そんな中で今回の目玉の一つとも言える水陸両用の獣脚類ハルシュカラプトル。が、現在輸送中orz いつ並ぶのか不明だそうですorz 現在もHPには情報無し。せっかく森本はつえのマンガが添えてあるのに残念です。
メイン展示室への通路かと思ったら控え室的な場所。そこにも展示物がありました。こちらは同時代のアンモナイトや魚などの化石・卵化石などです。

行き止まりなのでトリケラトプスの所に戻りメインの展示室へ
常設展示室なんですが、最大の目玉アマルガサウルスの全身骨格が特別展示室に入らないのでこちらの通路を塞いで展示してあります。
まずあるので大きいのはティラノサウルスやカスモサウルスの頭骨・ティラノサウルスの左足先などです。そのほかにもパーツ化石があります。
そして左手にアマルガサウルスの全身骨格。クビにとげが生えている竜脚類で、神流町恐竜センターのかと思ったら群馬県立自然史博物館からの借り物でした。
前には恐竜古生物ビフォーアフターの本他書籍や図鑑が10冊くらいテーブルにありました。

左手壁面は常設展示未来の遺産・祭り衣装など、鹿島開発への途。
本来入り口から入って右手壁面から見ていくのを逆に見ていくことになります。
角を曲がり、戦後復興の途、戦時下の神栖と戦前から明治期へ遡り。
入り口から対面は江戸期から中世、右手壁面は古代・石碑や古墳です。アマルガサウルスのシッポが塞いで行き止まりとなります。
中央には、大きな神栖市の明治期と平成期の地理模型が置かれています。水運と埋め立てられたのがよくわかります。

受付に戻り左手奥、トイレに行く通路には神栖市の前身神之池の歴史パネルなどと奥に昆虫の標本と鳥の写真パネルが有りました。
2階に上がり、民俗展示室。鹿島開発(昭和30年代)以前の身近な生活道具や農機具、漁具などが展示されています。
その他に昔のお金・江戸明治から現代までも展示。久々に伊藤さんや聖徳太子を見たな。
1キロ東に神栖中央公園、さらに1キロで神の池緑地公園がありますが、夏の日差しに勝てず、歩く気力も無いのでちょっと長めの昼飯を食って帰路に。早めなので夕方の渋滞にも巻き込まれず帰宅出来ました。

ハルシュカラプトルが入ったらもう一度行くかというと、往復の交通費を考えると恐竜博の方が面白いかなになってしまいますが、鹿島の付近に用事があるなら立ち寄っても良いかな。
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