新たな不遇の出会い

今朝は３時ちょうどに起床し家内の弁当作りを終え洗濯物を干し始めたのが朝方４時過ぎであった。今日は２２日。二か月前の夏至の頃はもう明るくなり始めていた東の空も今朝はまだ暗かった。連日暑かったが秋は近づいているんだね。いま虫の鳴き声がかまびすしいです。

ちと不愉快な思いをさせられた。こいつである。



長女めぐみが週４日お世話になっている放課後デイに新しく着任した介護員の女性である。４月から着任したというので試雇期間であったのであろう先日我が家にお目見えして名刺をもらった。Ｉさんといい率直に言って百貫デブで顔が岩のようにゴツいので心の中で「豚岩石」と勝手に命名させていただいた。年齢不詳であるがまだ２０代の若手だと感じた。

先日は紹介もあり付き添いがいての訪問であったが昨日は単独でめぐみを迎えに来たのであるが、来た時間がたいへん遅く、朝１０時からの預かりにもかかわらずこいつがやって来たのが１０時のわずか１分前であった。他の介護員の方は９時半過ぎになると遅くなりますと先に電話で一報もらえるのであるがこいつはそんなことお構いなしで遅れてきた。しかもそれにも関わらず訪問の際には遅くなりましたの挨拶もなしに小声でおはようござますとだけでなんだかムッとしているのであったのでこちらもカチンときた。

あまりに待たされてしまったのでめぐみは出かけるタイミングを逸して自宅のおもちゃで遊び始めてしまい、自閉症の子の特徴である執着行動となったため遊びを途中で畳ませるのに難儀してしまい挙句泣かせてしまったのでごめんねめぐちゃんと言いながら彼女を抱き上げ玄関に腰を下ろし無理やり靴を履かそうとしたらかたくなに抵抗されてしまいこれにもたいへん難儀した。

なんとか無理やり彼女を押さえつけつつ靴を強引に履かせることとなった。これをひとりでちと時間かけてしたため汗かきの僕はにわかに汗だくとなってしまった。
この間である。ふだんの気の合う介護員方々であればめぐみを抑えるのに手を貸してくれたり彼女をあやしてくれたりしてくれ大いに助かるのであるが、豚岩石はただ僕が悪戦苦闘をしているのをボーッと眺めているだけでなんにもしないのであった。

瞬間ああこいつはダメだと思ったので僕めぐみを抱きかかえつつ彼女のリュックを片手に玄関を走り出た。路駐の迎車をあまり待たせてはいけないからである。あまりに急いだので玄関をストッパーで開放したまま出てきてしまったのであったがさすがに豚岩石がこれは閉めてくれるだろうと思ったところなんとこいつ玄関ドアを開けたまま僕について来やがり本当に気の利かないところを露呈した。

なので僕はこいつに対して思わずちと乱暴な口調でドアくらい閉めてください！とキツい言い方をしてしまった。迎車運転席にはいつも担当のアッキーナにちょっと似たＭさんがおり彼女は思わず僕にナニゴトですか？と訊いてきたのでもうめんどくさいモードだった僕はなんでもありませんとだけ言ってめぐみの乗る車を送り出したのであった。
これらの僕の仕儀が気に入らなかったようで豚岩石は終始僕に対してムッとモードの空気を放ってきたので僕は余計にカチンときたがこのデイには日頃たいへんお世話になっている手前黙って耐えたというか黙殺した。

まったくなあ。腹立つなあ豚岩石。また今日もこいつが来たらやだなあ。なんで僕が気を遣わなきゃならんのだ"(-""-)"。また今日平気のへいざで遅れて来ようものならこいつには直接文句を言わずにリーダーでちょっと太めながら美貌のＷさんに苦情を述べるとしよう。まあ今日になってみなければわからない。豚岩石も昨日のことで注意を受けて改善されているかもしれないからね。福祉に頼るのもけっこうだいへんであります(*´Д｀)。

昨日の夕飯でこれを食べてたいへん口福をした。



生落花生の塩ゆでである。昨日の相鉄ローゼンは定休日の翌日大セールだったので催事コーナーで恒例の野菜現金買いセールをしておりそこでけっこう量がある生落花生を５百円税込みで買って家で茹でたのだ。茹で時間を実に３０分ほど要するのは殻が固いせいであろう茹でててたいへん楽しかった。

味であるが最近はよく外食でも食べる機会の多い茹で落花生そのものであるが茹でたてのぶん風味が強くピーナツをというより豆を食ってるぞという充実感に満ちたものでありたいへんうれしいお味であった。まだ今日のぶんともう一食分は冷凍しておいた。茹で落花生は冷凍が効くのよと一緒に買い求めた主婦と思しきご婦人が親切にも教えてくれたので従った次第である。茹で落花生を食べて去る夏を惜しむといたします。まだ暑いけどね。