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2019年08月19日00:34

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〈保存〉芦浜反対運動が冊子に、原発なくせ県民会議、風化を懸念/芦浜原発反対運動を回顧 市民団体が冊子、選挙戦も取り上げ

芦浜原発反対運動を回顧 市民団体が冊子、選挙戦も取り上げ
2019年8月17日
中日新聞 三重
https://www.chunichi.co.jp/article/mie/20190817/CK2019081702000011.html
県内での原発建設計画を阻止した反対運動をまとめた冊子「熊野灘そして芦浜」を、市民団体「原発なくせ三重県民会議」が発行した。町議選などの地方自治の動きと反対運動のつながりも伝え、代表世話人の唐沢克昭さん(75)=四日市市在住=は「政治とは無関係に、原発は推進も阻止もできない」と話している。

 原発なくせ三重県民会議は、福島第一原発事故を受け、二〇一二年に発足。前身は「原発反対三重県民会議」で、南伊勢町(旧南島町)と大紀町(旧紀勢町)にまたがる地域に芦浜原発を建設する計画が白紙になる二〇〇〇年まで、反対運動を展開した。

 冊子では、中部電力が熊野灘沿岸への原発建設計画を発表した一九六三年からの歴史を振り返っている。計画発表当時は共産党の町議がいなかった南島町を舞台に、初議席獲得に向けた選挙戦や当選後の反対運動も取り上げた。反対運動に携わった人たちへのインタビューや、福島第一原発事故後に県内で行った脱原発の活動も収録した。

 唐沢さんは「これまでの記録集では触れていなかった共産党の取り組みも、真正面から書いている。私どもの視点で作った」と話した。A4判百八ページで、千冊発行した。一冊五百円(送料別)で販売する。(問)唐沢さん=090(2262)4155

 (吉川翔大)



芦浜反対運動が冊子に、原発なくせ県民会議、風化を懸念
2019-08-10
伊勢新聞
https://www.isenp.co.jp/2019/08/10/35092/
原子力発電に反対する市民団体「原発なくせ三重県民会議」は9日、中部電力が熊野灘の沿岸を候補地に計画した「芦浜原発」を巡る運動の歴史をまとめた冊子「熊野灘そして芦浜」を発行したと発表した。

中電が熊野灘での原発計画を発表してから半世紀以上が経過する中で、風化が懸念される住民運動の歴史を残そうと作成。同団体の7人が関係者への聞き取りなどを元に、約3年間を費やして編集した。

同団体の前身に当たる「原発反対三重県民会議」などが展開した反対運動を中心に扱った。推進派との衝突も掲載。反対派が受けた嫌がらせや、推進派らによる「地元工作」も明かしている。

署名運動で実行委員長を務めた南伊勢町の大石琢照さんや原発建設成否の「主戦場」となった古和浦で反対運動を展開してきた小倉正巳、紀子夫妻へのインタビューや、編集者らの手記も載せた。

同団体の世話人代表で中電元社員の唐沢克昭さん(75)は「かつて原発を巡る大規模な運動があったことを冊子で多くの人に知ってもらいたい。放射性廃棄物の処分に不安がある現在でも参考になるはず」と話す。

A4サイズで108ページ。県内全ての公立図書館と大学に配布した。希望者には1冊500円(送料別)で販売する。購入に関する問い合わせは唐沢さん=電話090(2262)4155=へ。

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