予告で観てから、観たいと思っていた作品です。
ドラクエは小学生のときに�靴鉢犬�発売され、ニュースになっていました。今回の映画化で取り上げられたのは�垢任后��垢魯轡蝓璽砂蕕離后璽僉璽侫．潺灰鵑燃�発され、発売直後に入手し、中学生のときに必死にやった記憶かあります。シリーズ通してすぎやまこういちさんの音楽も大好きで、ドラクエのオケ版、吹奏楽版、ブラスアンサンブル版と非常によく聴いておりました。今回、映画を観る楽しみの1つにオーケストラでドラクエ音楽を楽しめそう、というのもありました。
さて、そのような人生を歩んできたドラクエファンの私ですが、今回の作品は鑑賞前から批判がひどく、やや不安でした。これはあとから知ったのですが、ドラクエファンの方々がブログなどで猛烈に批判をしている記事がわんさかとあるのです。
肝心の私の感想ですが、予想よりは良かったです。
というのも、実際のゲーム画面によってストーリーが進行したり、CGも力が入っていたように思ったり、音楽が素晴らしかったり、やや乱暴ではありますが、ソフトの要所はおさえられていたりしたからです。
ただ、批判が殺到しているラスト10分の展開には、ポカーンとするだけでした。映画のテーマが最後にあるのだとすれば、ドラクエファンを冒涜している、と多くの方が主張されているのも、確かに、と思います。
実際の作品ではゲマはそこまでボス感がないのに今作ではほぼラスボス扱いだったり、ミルドラースとの戦いが突然コンピュータウイルスの話にすり変わったりするのはあまりに無謀な脚本と言わざるを得ないでしょう。
鑑賞後に上記の批判ブログなどを少し読んでみたのですが、総監督の山崎貴がドラクエ�耕ぢ慮海覆里亡篤弔靴討い襪海箸簇爐�オファーを受けてから4年ほどアイデアが浮かばずに制作を延ばしていたことを知ると、ますます考えた挙げ句のコレか、という感想になるのは当然でしょう。山崎貴の映像技術はすごいと思っているのですが、ゲームのリメイクは難しかったのかも知れません。
全編通してツッコミどころは満載ですが、最後のシーン以外はよく再現されており、満足しました。
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