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2019年08月13日23:49

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村西とおるがドラマ化、か。ほんと、「強い臭気」を感じさせた人だった。

山田孝之が”注意喚起”したドラマ『全裸監督』、過激さ以上に視聴者が驚愕した場面とは?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=53&from=diary&id=5746861
昭和末期に活躍したAV(アダルト・ビデオ)監督で、「AV界の帝王」の異名で一時代を築いた村西とおるを題材にしたドラマ「全裸監督」がNetflixで配信、注目を浴びている、ですか。文筆家の本橋信宏による『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)が原作(モチーフ)のようで、アダルト・ビデオの誕生と警察との対立、村西とおるの破天荒でエネルギッシュな生きざま、そしてその"申し子的存在"と言うべきアダルト・ビデオ女優にしてタレントの黒木香を中心に描いた作品のようですが、その何とも言えないような強く下品な臭気を当時の日本に振り撒いた村西とおる、そしてその象徴的存在たる当時某国立大学の学生だった黒木香を描いたドラマと言うことで、今の世の中の若い世代の連中にどう映るのかを含み、相応に刺激的な内容になるのではと思いますね。
目を惹くのがそのキャストで、山田孝之(村西とおる)、満島真之介(荒井トシ:村西の相棒的存在)、玉山鉄二(川田研二:裏の社会に顔が利く元出版社社長)、柄本時生、冨手麻妙、吉田鋼太郎、板尾創路、リリー・フランキー、石橋凌、國村隼と結構ネームバリューのある面々が脇を固め、キーパーソンたる黒木香(佐原恵美)役には22歳の新進気鋭の若手森田望智をあて、その母佐原加代には小雪と、各界のトップクリエーターを集結させて1話あたり数億円という巨額の予算を投じたとの話を裏付けるような結構豪華な印象を感じます。
Netflixの配信ドラマであり、山田孝之、満島真之介、森田望智、玉山鉄二が代わる代わる「裸が出てきます」「おっぱいとか」「ベッドシーン出てきます」「電車の中での鑑賞は周囲にご注意ください」と、“注意喚起”のメッセージを送る特別映像も出すほどの作品だそうですが、黒木香のトレードマーク的存在だったあの波波とした腋毛をどう表現したのか、そこが気になるところですね。平成9年生まれで22歳の森田望智としてはなかなかリアリティーを感じられなかったのではと思いますが、馬鹿っ丁寧な口調の敬語に加えてあの腋毛こそが黒木香だったわけで、恐らく意識的に生やすことなど無かったであろうその腋をどう表現したか、気になるところです。
それにしても、中国とかに行くと老若問わず腋毛の女性はしばしば見かけられ、欧米ではいろんな色に染めるのが一時ブームになりかけた中、女性の腋毛には世界的に見てもかなり神経質になっている日本の社会ですが、その"下品さ"をあまりに誇張し過ぎたからか、エステや医療脱毛機関が群雄割拠となるほどの隆盛を極めるきっかけを作ったのが黒木香、そして村西とおるとも言えるのが、何とも皮肉に感じられるところです。
コカイン使用容疑で有罪判決を受けているピエール瀧がレンタルビデオ店の店長役として登場しているのも注目されますが、ちょっと見たくなる作品だと思います。
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