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2019年08月08日16:21

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おばあちゃん

先週の金曜日の夕方、母から電話があり
『さっき、おばあちゃんが亡くなったって知らせがきた。詳しいことが決まり次第、また連絡するね。』
って…

何をどうしたらいいのか、一瞬全てが飛んだ。

その日の夜塾を済ませ、嫁に伝え、どうするかを相談した。
というより、大阪でお葬式なので、一緒に行くか、どうやって行くかのプランを提示した。

翌日、家族3人で高速船に乗り、新幹線で大阪へ。

新大阪の駅には兄貴が迎えに来てくれた。

祭壇の前で眠るおばあちゃんはいつものおばあちゃんだった。
ただ、『遠くからよ〜来たなぁ〜』とは言ってくれなかった。
僕の唯一の理解者というか、数少ない味方だったおばあちゃん。

大好きだった嵐の曲が鳴り響く葬儀場。

初め、息子くんはおばあちゃんが死んでることを認識しているのか、おばあちゃんに近づくのを怖がって、『遠くからでいいの!』と、言っていた。

翌日、出棺の時、『最後のご挨拶とお花を…』と葬儀場の人から促された。
その時真っ先に行きたがったのが、息子くんだった。
彼を抱っこし、おばあちゃんの顔の近くへ。
今日は、嫌がらない。
葬儀場の人から花をもらい、おばあちゃんの顔の横にそっと置いて、おばあちゃんの顔に触れ、『冷たい。』それから『おばあちゃんバイバイ』って…

人の死を3歳の彼は理解し、受け入れたのかな…
僕はそんな彼のお腹に顔を埋め、涙を流すだけだった。
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