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2019年08月07日08:49
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8月7日(水) #1893 北陸旅行記��
おはようございます。木下藤吉郎です。
今から55年前の1964年(昭和39年)の今日、同月4日にアメリカ海軍の駆逐艦「マドックス」に北ベトナム軍から二度目の魚雷攻撃(第二次トンキン湾事件)があった事を理由に、連邦議会上院、下院ともリンドン・ジョンソン大統領(当時)に戦時大権を付与する「トンキン湾決議」を採択しました。しかし後にこの第二次トンキン湾事件が捏造であった事を示す文書が公開されています。
■第２次トンキン湾事件 (ベトナム戦争本格参戦理由)はまったくの捏造だった！！ | 神と悪魔の狭間で...
http://
また、1932年の今日は、元マラソン選手のアベベ・ビキラ(Abebe Bikila)さんの生まれた日です。
※1973年10月25日没。41歳。
■Abebe Bikila Bio, Stats, and Results | Olympics at Sports-Reference.com
※アベベ・ビキラ - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)（英語）
https:/
8月7日 水曜日
(前回からの続き)
北陸新幹線が開業してからは、初めて金沢駅を探訪したのではないかと思う。整備新幹線法なる法律のために、JR北陸本線として福井方面からやって来た路線はここから富山方面へは運営する会社が変わり、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道という第三セクターの会社の管轄下になる。
ただ、IRいしかわ鉄道津幡駅から枝分かれの形で運行されているJR七尾線は第三セクター化されていず、そのためにJR西日本の孤立路線となっている。これを救済するためか、IRいしかわ鉄道の大半の部分に当たる金沢駅〜津幡駅間はJRの運賃計算に相当する割安な料金となっている。
また、金沢駅の富山寄りには切り欠き型のホームがある。今の金沢駅は七尾線が電化される前から現状の形だったそうで、七尾線が非電化でディーゼルカーしか走れなかった頃は、排気ガス対策のためにわざと駅ビルからはみ出るこの位置に七尾線の列車を発着させていたのだとか。後で知る事になるのだが、今でもこのホームは和倉温泉駅から先の、今も非電化である、のと鉄道七尾線まで乗り入れる「花嫁のれん」号の発着ホームという大仕事を担っているのだ。
一方で、第三セクター化したからこそ誕生したユニークな列車もある。JRから引き取った車両を改造して登場した「とやま絵巻」はその代表例と言えるだろう。
実は、事前にこうした面白い列車と出会ったり乗ったりできるチャンスはあるだろうかと下調べをしており、とやま絵巻については、乗る事は叶わないものの遭遇するチャンスが金沢駅出発10分前の7:30である事が分かったのだ。乗る電車が7:40金沢発七尾行きなのだが、その前に富山方面から金沢に終着として来る電車が、とやま絵巻号(運行上は普通列車)だったのだ。
「あらー、わたしの思い出を乗せている電車に会わせてくれるだなんて、嬉しい事してくれるじゃないのーw」
そう話してきたのは、高岡やまとというでんこ。とやま絵巻の車両をモデルに作り出されたという話を聞いた記憶がある。
「さて、堪能したい思いも山々やけれど、出発まで10分を切ってる。ちょっと急ぐぞ」
けっこうなスピードで階段を上り下りしたように思う。一気に七尾線へ向かう電車に乗り込んだ。そして7:40の定刻通り、電車は動き出した。少し後ろめたさも乗せながら、ゆっくりと……。
（続
今から55年前の1964年(昭和39年)の今日、同月4日にアメリカ海軍の駆逐艦「マドックス」に北ベトナム軍から二度目の魚雷攻撃(第二次トンキン湾事件)があった事を理由に、連邦議会上院、下院ともリンドン・ジョンソン大統領(当時)に戦時大権を付与する「トンキン湾決議」を採択しました。しかし後にこの第二次トンキン湾事件が捏造であった事を示す文書が公開されています。
■第２次トンキン湾事件 (ベトナム戦争本格参戦理由)はまったくの捏造だった！！ | 神と悪魔の狭間で...
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また、1932年の今日は、元マラソン選手のアベベ・ビキラ(Abebe Bikila)さんの生まれた日です。
※1973年10月25日没。41歳。
■Abebe Bikila Bio, Stats, and Results | Olympics at Sports-Reference.com
※アベベ・ビキラ - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)（英語）
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8月7日 水曜日
(前回からの続き)
北陸新幹線が開業してからは、初めて金沢駅を探訪したのではないかと思う。整備新幹線法なる法律のために、JR北陸本線として福井方面からやって来た路線はここから富山方面へは運営する会社が変わり、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道という第三セクターの会社の管轄下になる。
ただ、IRいしかわ鉄道津幡駅から枝分かれの形で運行されているJR七尾線は第三セクター化されていず、そのためにJR西日本の孤立路線となっている。これを救済するためか、IRいしかわ鉄道の大半の部分に当たる金沢駅〜津幡駅間はJRの運賃計算に相当する割安な料金となっている。
また、金沢駅の富山寄りには切り欠き型のホームがある。今の金沢駅は七尾線が電化される前から現状の形だったそうで、七尾線が非電化でディーゼルカーしか走れなかった頃は、排気ガス対策のためにわざと駅ビルからはみ出るこの位置に七尾線の列車を発着させていたのだとか。後で知る事になるのだが、今でもこのホームは和倉温泉駅から先の、今も非電化である、のと鉄道七尾線まで乗り入れる「花嫁のれん」号の発着ホームという大仕事を担っているのだ。
一方で、第三セクター化したからこそ誕生したユニークな列車もある。JRから引き取った車両を改造して登場した「とやま絵巻」はその代表例と言えるだろう。
実は、事前にこうした面白い列車と出会ったり乗ったりできるチャンスはあるだろうかと下調べをしており、とやま絵巻については、乗る事は叶わないものの遭遇するチャンスが金沢駅出発10分前の7:30である事が分かったのだ。乗る電車が7:40金沢発七尾行きなのだが、その前に富山方面から金沢に終着として来る電車が、とやま絵巻号(運行上は普通列車)だったのだ。
「あらー、わたしの思い出を乗せている電車に会わせてくれるだなんて、嬉しい事してくれるじゃないのーw」
そう話してきたのは、高岡やまとというでんこ。とやま絵巻の車両をモデルに作り出されたという話を聞いた記憶がある。
「さて、堪能したい思いも山々やけれど、出発まで10分を切ってる。ちょっと急ぐぞ」
けっこうなスピードで階段を上り下りしたように思う。一気に七尾線へ向かう電車に乗り込んだ。そして7:40の定刻通り、電車は動き出した。少し後ろめたさも乗せながら、ゆっくりと……。
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