廃墟と化したかつての定宿

2004.5年？に閉館した宿泊施設「ホテル メゾン軽井沢」パルコが経営していたのですが、事業整理により無くなってしまっていました。

昔の勤務先がパルコと付き合いがあった関係で、研修で使ったり社員旅行の宿になったり、個人利用で格安に使えたので、結婚してからは頻繁に利用していました。素泊まりで2500円でしたし、その頃長野市内に4年ほど住んでいたこともあり…休みが取れれば3泊くらいで、のんびりとくつろいだものです。

建物も家具も北欧調の落ち着いた佇まいで、華美さは無いところも気に入っていました。なによりも豚児が赤ん坊の頃からの定点観測地として思い入れが強かったというのが大きい。

閉館直前には珍しくレストラン七曜亭のディナーを予約して最後の晩餐、と名残りを惜しんだ際、給仕の方が再建に向けて努力していきたい旨を話されていて、再オープンできたら連絡します！とのお言葉から連絡先をお伝えして帰りました。

が、その後営業をしたという話しは聞かず、やはり無理だったのかなーと、思っていましたが、この日跡地を訪れてビックリ！ てっきり更地か違う建物が建っているものと思いきや、建物は当時のままで草木が生い茂った廃墟になって残っていました… うーん、ちょっとショックだな🤯

高度成長期からバブルに建った保養所等が閉鎖されているのは他の観光地でもよく見かけますが、ここは表通りにも近い立地なので勿体ないなー

ガラスにレストラン七曜亭の文字が残っている…