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2019年08月02日01:51

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最近どうもに気になってしかたのない表現

人とは違うもの、ほかでは食べられないものを求める希少グルメブームと言ってもいい昨今、どうにも気になる表現がひとつある。
肉や魚で希少部位とは全体から見ればほんの少ししか取れない部分のこと。
マグロで言えば、中トロ、赤身あたりはちっとも希少やないけど、脳天とか頬肉になると希少で、1匹から取れる量は非常に限られている。
だから希少部位っちゅうんやけどね。
牛肉でいうと、サーロインとか、1頭から2キロほどしか採れないシャトーブリアンなんかがそう。
それで気になるのは、1頭から2キロしか採れない希少部位ってな表現をよく聞くところ。
1頭から2キロしか採れない、もしくは単に希少部位でよいのではないか。
わざわざ言わんでも、1頭からってのはわかりきったことなんやし。

もうひとつ、ドラゴンズの山本投手がプロ初勝利を上げたときのマスコミの文言がやっぱり気になる。
どこもこぞって「プロ野球選手としては決して大きくない体で」と言ってた。
いや、ちょっと待てよ、それおかしいやろ。
決して大きくないってのは、まあまあ大きいけど、ほかと比べるとそれほどでもないときに使う表現ではないのか。
例えばタイガースの近本とか木浪みたいに170センチ台前半の選手に対して言うのが正しい。
かつて、史上最強の1番打者真弓明信(174センチ)がよく言われたもんや、決して大きくはない体でって。

しかし、ドラゴンズの山本は167センチで、ついでにライオンズの森は168センチ。
プロ野球選手で160センチ台っての、決して大きくはないのではなく、明らかに小さいっちゅうの。
それが理由でタイガースは指名せんかったんやからね、とほほ。
つまり、この場合は、決して大きくはないではなく、小さいと表現せなあかんのちゃうか。

なんぼ日本語はどんどん変化していってるとは言うても、それだけによりいっそう美しさ、正しさってのを意識せなあかんと思うんやけどな。


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