８月の句会は８/４(日) 13:00集合
（渋谷駅徒歩7分程度です）
●兼題は「花火」「木槿/むくげ」の２題です。
３〜７句つくってきてください。
参加費：\1,000
※参加する方のみ8/3(土)までにメールください。
皆様のご参加、お待ちしております。
これから俳句をはじめてたい方もウエルカムです。
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次次回の句会は、9月8日(日) 13時集合
兼題「花野」と「夜長、長き夜」です。
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７月７日 (日) 13:00より 事務所 にて
●兼題「風鈴」「胡瓜/きゅうり/きうり」の２題
沈黙を優しく包む江戸風鈴
うたた寝の遠くに聞ゆ江戸風鈴
夢うつつ風鈴の音に誘(いざな)われ
江戸風鈴浮き世を軽く渡りけり
ぽりぽりと胡瓜齧りて更ける夜
老いた手にもぎ取られしは青胡瓜
規格外曲がり胡瓜に我重ね こまねこ
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胡瓜食ぶ音快し夜半かな
胡瓜食ぶ音切れ切れに夜更けぬ
宿酔の頭に冴えし胡瓜かな
風鈴の音に微睡み昼過ぎぬ tyama
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パン開きばれるふぞろいきゅうりの輪
薄青の水かじるごときゅうりかな
しゃくしゃくと歯ざわり清しきゅうりかな
ラムネ空けビー玉鳴らせば風鈴
眺むれば風鈴越しの空震え
風鈴の音だけ見える闇夜かな
風鈴や手のひら冷やす深夜2時 有莉
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ソの音で闇夜の風鈴GPS
風鈴を叩いて涼し夜の雨
ぬか床に埋めたきうりが消えている
風鈴を吊して待とう夜の風
頑固者どちらのきうりがへそ曲がり
風鈴で知る隣家の退院
前衛の音楽聞こゆ空き家かな ｆ検定
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人目避け葉裏で伸びる胡瓜かな
今晩も明日の晩もまた胡瓜
薄切りのきゅうり誰かに見て欲しい
トゲを出しひん曲がる胡瓜選び取る
山道の木陰に身ゆだねきうり食む
風鈴を響かさぬよう壁にかけ
風鈴の流れる町並み今いづこ ⌘たかた⌘
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幼子の祖父の手添えて胡瓜もぐ
車窓より近づく我が家鉄風鈴
気怠さと萎びた胡瓜切る我が手
風鈴が止みて終わるは我が休暇
ビル風にお前も泣けよと江戸風鈴
悲しさがカチリと響く江戸風鈴
胡瓜食う野郎河童の祭りかな にゃん吉
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雑踏に風鈴一つ風立ちぬ
風鈴よ聞こえぬ我はどこにいる
風鈴や虚しさ募る夜の風
風鈴や氷が溶ける季節かな
風鈴や甘い香りを運びけり
土のない胡瓜に出自を聞いてみる
鋭利なる棘を備える胡瓜かな
風鈴を聞けぬ余裕のあの人よ
胡瓜食むその音羨む祖母と祖父 永吉
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静寂を乱す宝や風鈴は
おいきうりいかなる怒り棘示す
玉蜀黍99円爆安なり 花本
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岩場にも見えてきそうな胡瓜かな
洗われた胡瓜の皮に急流や
風鈴も揺れて見せるは別の顔 真実
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せせらぎに浮きつ沈みつ胡瓜冷ゆ
きゅうり断つ夜半の音の響かな
何処からか夜の風鈴心ざわめき ちゃーりー
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風鈴売街角鳴らす狂想曲(カプリチオ)
へそ曲りの胡瓜個性を自己主張
くの字にからだを曲げし胡瓜かな
梅雨空や芭蕉像(はせをぞう)眉根を顰め(ひそめ)
鉄風鈴ホームに連ねドレミファソ
貝風鈴鯛や鮃の舞曲奏
頭でかい寿老人めく胡瓜かな 霧海先生
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声帯を授け風鈴風の声
まがるほど野性味溢る胡瓜かな
風鈴やカルピスを飲み干しからんと鳴る
仏塔や四方の風鈴ささやきて
喧騒に風鈴ひとつ濁祓う
太胡瓜フリーダ・カーロの眉毛かな
風鈴や大気の熱を奪い去り
風鈴や托鉢僧の姿消え
胡瓜いぼいぼ痛いって言っちゃった
短冊の忙し風鈴蓄電す
糠床や胡瓜で学ぶ浸透圧 サンダル
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