兵庫芸術文化センター恒例の独演会
弥っこ、雀五郎は初見
「いらち俥」最近では 笑福亭 喬若やたまで見たが
一番弱弱しい、病み上がりの車屋が中心になるのも仕方ないが
やっぱり後半の勢いが見たいですね
雀五郎、無口な男が大阪市大辞めて噺家にならずとも、と思いますがもう20年
きっちりし過ぎが長所か弱みかどうか
「いのいちばん」
調味料が有名でしょうが建築用語
工場でプレカットの時代になってもこう番号が割り付けられ棟上げが進んでいきます
時代が変わっても落語の基本を残す話を作り続けて欲しい
「試し酒」
最近では塩鯛さんのが記憶に残る
吉弥は江戸で稽古付けてもらったそうで志ん朝を思い出させる出来
まくらでは近頃話題の闇営業から芸人の有り様
内弟子も衣食住の心配はないが師匠の言付は絶対服従でブラックな面もある
米朝師匠や小松左京が飲んでいてもじっと車で待機、
左京は同じ話でしつこい、と言う米朝師匠の同じ話を何べんも聞かされた
おかげで酔っ払いの観察は十分、江戸に手土産も持参元手も掛かってます
「佐々木裁き」
少しでも往時を偲んでもらおうとしてか地形を細かく、今の建物も含めて細かく説明
四郎吉の描写がちょっと幼さな過ぎるようにも感じましたが
昨年の演目は書割盗人、茶の湯、弱法師
文珍はここで毎年リクエスト寄席やってます
結局似たような演目が繰り返され客足が遠のいたような気がします
私も買ってません
独演会はお任せで趣向を凝らしてもらった方がありがたいです
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