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2019年07月28日16:46

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ミーハークライマーの聖地巡礼 vol.4

【2日目】
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地元ガイドパーティーは、真っ暗な3:30頃に、頂上へ向かいテント場を発った。
土地勘が無い我々は明るくなるのを待ち、5:00にテント場を発った。

グランドティートンを同じ季節に登った日本人のブログを事前にいくつも読んだが
誰もが「とんでもなく寒く震えながら登った」と言う内容だったので
防寒着を沢山背負って来たし、覚悟もして来たし、
どんだけ寒いのか、怯えていた(笑)
けど、寒くない。今日は例外の様だ。

腐り雪がぐずぐずして、安定しない。
標高のせいか息が切れるが、急斜面なので、集中して慎重に一歩一歩足を上げる。

もう頂上かな?と思いきや
越えるとまだ有るんだよねー
日本の山あるあると全く同じだよねー

切れていた息は集中しているうちにいつの間にか落ち着いていた。
上がって行く程、風が強まる。
もっと上がると、強風に乗ってあられや雪が叩き付ける。
所々岩が濡れたり凍ったりしていて、滑りそう。

雪を歩き
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岩を越え
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雪を歩き
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岩を越え
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9:30 登頂蟹座
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頂上の印はシンプルにこれのみ。
360度ナイスビューだが、残念ながら寒くてあまりとどまっていられない。
(覚悟していたよりは寒くないんだけど、流石に寒くはある。)
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下りは登りとは別ルートだが
これまた急斜面が続く。
引き続き、神経すり減らす。
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12:30 テント場着。
ひとまず安堵感と達成感に包まれる。
自分のせいで途中敗退する様な事も無く
怪我や事故も無く
登頂して来られた。
お金を払ってガイドと登る山行とは違うプレッシャーや不安と
内心、戦ってますた。
て言うか、それが本来の山行なんだよな。

今夜はロワーサドルで寝て、明日に下山する予定だったけど、
今夜も雷雨は来る。
22:00頃まで明るさが残っているし、撤収してしまおうかexclamation & question

ここにのんびりとどまっていたい気持ちもいっぱい有って
とってもとっても名残惜しいが
さらば手(パー)
テント装備と、登攀用具と、余った食糧を背負い、下ります。
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グランドティートンは、人間の排泄物は持ち帰る決まり。
“小”はしても良いけど
“大”は袋に入れて、自分で持って、下山します。
それ専用の袋は、レンジャーステーションで、もらえますた。
袋の中には、“大”を固める薬品が入ってます。
そんなに上手く“小”と“大”を出し分けられるのか??
ドキドキしていたのですが
なんと残念ながら、ロワーサドル滞在中に“大”をもよおさず、
経験しないまま下山となります。
あと一泊していたら経験出来たかも?
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登山口に着いたのは19:00。
持って下りた排泄物は
登山口のゴミ箱に捨てて良いらしい。
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