mixiユーザー(id:1482391)

2019年07月28日10:41

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おれい、かきました

さて急なことですが、会社の契約の関係で今の職場である成田空港から離れることになりました。
なんか色々と話がまとまっていたんですが、私が気づくのが遅かったんですね。
まあ仕方ないと思っています。

次のところは、まだ不明ですが都内の英国系の会社になるらしいと教えてもらいました。
成田空港の職場では、私の場合いつもそうですけど特にお世話していただいた方がいらしているので、お礼にと絵を描きました。
それこそが、少し前に挙げたスピットファイアの絵です。

で、なぜスピットファイアかというと、お世話になった方が英国のスコットランド生まれで、元軍人でもあったんですね。
前に大戦中の撤退戦を描いた「ダンケルク」って映画のことで盛り上がったことがあります。
私の下手な英語でも、すいぶん喜んでいただきました。

とにかくスピットファイアが良かった、あとJu87[ストゥーカ]がめちゃくちゃ怖かった、とか話したことあるんですね。
あとは、ウィンストン・レオナード・スペンサー・チャーチルの言葉がでてきて印象的だった、とか。

書いてて思い出したんですけど、とにかく[ストゥーカ]の金切り音がすごくて、観客席に座っていたのにスクリーンに映っていた兵士たちと同じように頭をかかえてうずくまりたくなるほどでいsた。
あんな攻撃が、じゃんじゃん続いたんだから、本当に恐ろしいです。

ドーバー海峡を渡って英本土に避退した連合軍は、四年後のノルマンディー上陸作戦まで欧州大陸に戻ってこられませんでした。
そしてドイツは、このあと英国本土を狙いますがドーバー海峡を越えることができず攻勢を西に転じ、「バルバロッサ」を実行します。
その後のことは、歴史が示す通りです。

付け加えると「ダンケルク」に出てきたスピットファイアは、英国で保存されている大戦中のほんものの機体を借りてきて撮影したそうです。
しかし大戦がおわって七〇年いじょう過ぎているのに、今でも大事に保管しているんだから英国って物持ちが良いですね。
まあ、二〇〇年前のトラファルガー海戦でネルソン提督が乗っていたヴィクトリー号を今でも保管しているくらいですし。

というわけで、スピットファイアに話を戻します。
まず、主翼についている青地に白の×のマークは、スコットランドの国旗なんですね。

さらに、その横についている緑と青の模様は、スコットランドで有名なタータンで、さらにお世話になった方が出身のブラックウォッチをモデルにしています。
また本人は弾けないそうですが、スコットランドのブラックウォッチ連隊は、特にバグパイプで有名だったと聞いたので、バグパイプをかたどったロゴにしてみました。

ご本人にお見せしたところ、たいそう喜んでくださったので、まあ書いて良かったかな、とか思っています。
こういう、ある種の意味を持たせた絵を描くことができるのは、ただ絵を描けるだけでなく色々なことを学んで背景を知ることができたから、なんですね。
だからこそ、お世話になった方も喜んでくれたわけです。

だからまあ、いろいろ知ったり調べたりすることは、無駄じゃないと思いたいですね。
もっとも、私の知識なんて高が知れていますが。

ともあれ、良い思い出になってくれたようで良かったと思っています。
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