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2019年07月27日05:19

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異世界モノ>充実期に入ったと思えば

 今季アニメも「異世界」モノが多い。それなりに多様化もしているようだが安直館は否めない。
 思えば、20世紀半ば頃の「スペース・オペラ」に近い展開なのかも。未知の世界を描くのに宇宙は詳しく知られ過ぎたのでもう異世界に逃げるしかないと。だとしたら本当に「逃げ」の産物って事になってしまうんだが。

 今季の異世界アニメでも、いわゆる転生・召喚モノばかりでなく「お母好き」みたいに「こちらから異世界に乗り込んで行く」、言わば転送モノ(SAOなんかもそうか)とか、「うちの娘。」みたいに異世界が舞台だけどこちらの世界と接点のない純粋な異世界モノ(既に「ファンタジー」か?)とか。あとは「魔王様、リトライ!」「ありふれた職業で世界最強」「異世界チート魔術師」なんかが召喚モノか。転生だと「幼女戦記」や「このすば」(どちらも「今季」ではないが今年映画公開)が代表だろうか。今季のには、あったかな。

 転生・召喚モノも転送モノも「現世の人がその記憶を持ったまま異世界に行く」のだが転送モノは大抵がRPGの中に入る話だ。「GATE 自衛隊かく戦えり」なんかは割と珍しいリアル異世界転送モノだった。「Re:ゼロ」なんかもう召喚だったか転生だったか覚えてもいない(召喚だった)。
 大抵は異世界に行くにあたりすげーチートなギフトを得て主人公性を安直に成立させるのだが中には「灰と幻想のグリムガル」みたいな甘くない話もあった。「Dr.STONE」みたいな石になってる間に3千年とか経ってて、この世界と地続きだけど事実上異世界モノみたいな変化球もある。
 更に「キルラキル」なんかは異世界なんだろうかファンタジーなんだろうか少なくともSFとは呼びたくない気がする。今季だと「ナカノヒトゲノム」がこのクチか。春季には雑でチープだったが「群青のマグメル」なんてのもあったな。

 一度に食おうと思うと結構ゲップも出るのだが、流行を冷ややかに横目で見てるよりはこの奔流を楽しめた方がきっと得に違いない。とて少々混乱を感じつつも観るのであった。
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