その５！

！マーク付けちゃった。
今までも茶色い風景をご紹介して来たけど、今回これを見に行ったと言っても過言ではない丹霞をついに目にする事が出来た。とは言っても、3ヶ所在るはずの風景区が1ヶ所は土砂崩れで途中の道が封鎖され、9キロの道のりを歩かなくては行けなくなったそうで、もう1ヶ所は雨が多過ぎて半ば水没。そうか、だから某秘境専門(？)旅行社は10月下旬を設定してたのか。まぁ、3倍の旅行代金は払えないけどね。
でも1つでも見られたので良しとしよう。「自分のペースで歩いて良いですよ」ってお墨付きも貰えたし。
確かに劇的な風景って意味じゃアンテロープキャニオンの方が上。だけど、狭かったり水が溜まってたり高低差が在ったり、歩いて楽しかったのは、こっち(ってね、名前が表せないのよ)かな。それと、苔の緑が意外と良かった。
昨日の「お偉いさんの視察とかぶるかもしれない、かぶったら追い出される」危険に続いて、今日も「雨が降ってると閉鎖される」危険にハラハラさせられつつ(3つのうちの１つでさえ)、どうにか目的達成。

ただね、観光地なのに店が無いのよ、昨日もそうだった。要はこの辺りはまだ整備されてないって事。
で、昨日の話なんだけど、軽トラックの荷台に何やら黄土色の固形物を広げてたお兄さんが居て、そもそもそれが食べ物なのかも判んないって言うか、正確には売り物なのかも判んなかったの。ガイドさんが「蜂蜜だ」って言って、皆に試食させるようにお兄さんを促した。親指の頭位の大きさにお兄さんがかち割った(そう、固形な)のを食べてみた。メッチャ美味しい。癖も無い。500グラム30元だって言われて、500グラムも持って帰るの重いし、第一そんなに要らないし。で、理が「もっと少しで良いんだけど」って声かけたら、重さ計ってくれて、250グラム15元にしてくれた。計った後で欠片足してくれた。
そしたら、次々に私も私もって買う人続出。お兄さん物凄く儲かった。
蜂蜜は高カロリーだから、食の細い婆ちゃんに食べさせようと思ったんだよね。
で、いきなりスーパーの半透明のビニール袋みたいなのに突っ込まれた蜂蜜は今ウチの食卓の上に有るんだけど、袋に入ったままなのに食卓に着くと花の匂いがするんだよ。
買った時に感じなかったのは露天に広げられてたからだと思う。こんな蜂蜜初めてだ。そっちにも大いに感激した。
異論が有るのは承知で言うけど、理には中国って美味しい物多いの。