中国成長率、21年までに6%割れも−ANZのイエッツェンガ氏
Sybilla Gross
2019年7月25日 9:30 JST
「止められない構造的減速」が世界経済停滞によって拍車掛かる
IMFの世界経済見通し下方修正を引き合いに出した
中国の経済成長率は2021年に6%未満に減速する公算が大きいと、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が指摘した。「止められない構造的減速」が世界経済の停滞によって拍車が掛かっているとの見方を示した。
ANZのチーフエコノミスト、リチャード・イエッツェンガ氏は自らの主張を支えるために、国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し下方修正を引き合いに出した。同氏は24日のシドニーでのブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、IMFが中国の成長率予想を19年が6.2%、20年が6%と、0.1ポイントずつ下方修正したと指摘した。
「中国の構造的逆風にはかなり拘束力がある」とし、米国に次ぐ世界2位の経済大国の減速は国際的に一段と幅広い影響を及ぼすだろうと述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-25/PV66LA6K50XT01
米中貿易戦争が世界的な貿易量減少に拍車をかけたのはただしいでしょう。
でも半導体産業の景気が数年前から下降サイクルに入っていたことからわかる様に、既に世界中景気が悪くなり始めていたのです。
サムスン株急落 半導体需要サイクルに「下降」観測 東京市場にも波及
2017/11/27 18:55
https://www.quick.co.jp/6/article/12983
製造業から非製造業への構造改革を急がないといけないのが中共ですが、間に合わないみたいです。
モタモタしていると日本も巻き込まれますが、簡単には動けそうにもないです。
経営陣は全部米中貿易摩擦のせいにするしかないだろうねw
コラム:製造業に世界的逆風、中国の変調長期化なら日本の回復にも影響
2019年7月12日 / 20:09
https://jp.reuters.com/article/column-idJPKCN1U71AV
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