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2019年07月24日14:33

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ポップンポップコーン

7月24日(水)晴れ

お金に対していびつな感覚を持っている。
大金持ちになりたいとは思わないけど宝くじが当たればいいのにとは思う。
けど、めったに買わない。
買わないと当たらないとは思うけど、買っても当たらないとも思う・・・

値切るという行為が苦手。
安く値引きしてもらうとすごく嬉しい。
でも、自分から駆け引きはしないできない。
「武士は食わねど高楊枝」ってことわざが少し好き。

先日、「万引き家族」の家族達の金銭感覚が間違ってる!と書いた。
書きながら、ホントは違う方向へ話を持っていきたかったのだけど、なんかもうとっ散らかっちゃってまとまらなくなったのでやめた。
結局のところ、なんにせよ他人と自分の金銭感覚のズレが気持ち悪いのだ。

基本的にワタクシはケチだ。しみったれだ。
でもそれを人から思われるのは嫌だし、気付かれたくはない(・・・十分バレている)
でもそれ以上に、自分なりの金銭感覚が嫌いじゃない。
そして、これが一番の自分の強みだと思うのだが、なんとか生きていけると思っている。
それは、おそらく自分なりに勉強してきたし、努力することを知っているし(じゃあもっとしろよ!)死ぬ気になれば何だってできると思っている。
いかん!またとっ散らかってきた。
少し話を戻して・・・

先日の3連休の最終日、娘と映画を観に行った。
祝日の上に、ちょうどハッピーマンデーとかで1100円の日だったのでごった返していた。
基本、ワタクシは映画館で飲んだり食べたりしない。
せいぜいコーヒー飲むくらいだ。
しかし、その前にちらっと娘が「何か食べたい」とは言っておった。
軽食を買う列も、チケットを買う列も大混雑なのを見た娘が、ママはそっち!あたしはチケット買ってくる!とテキパキ指示を出し去っていった。
行列に並び、さて、何買うべきか。
映画館のコーヒーってあんまり美味しくないよな〜
ホットドッグ、高っ!
小さい頃に映画館行って、ポップコーン食べて、みたいな暮らしをした子が女優になるのか?(そんな話を満島ひかりだか二階堂ふみだかしてたような)
基本、映画は試写会でクレヨンしんちゃん見にいくくらいで、その時も飲食禁止(←我が家規定)
あとは、レンタルビデオでドラえもんとか見せてた。
そんな娘がなぜこれほど映画好きになったものかね〜
そんなことより、何を買おうか。
ナチョス?あんなパリパリしたもの隣で食べられたらうるさくてかなわんわ。
映画館とポップコーンはセットで思い出、みたいな話、誰かもしてたね〜
そういうこと一切無く、娯楽とか、縁日のトウモロコシのようなものとかも避けてたなあ。
もしかしたら、そういうの、大事なことだったかもしれないなあ。
あれ?ポップコーンと飲み物のセットにすれば、少し安い気がする。
で、不本意だがホットドッグにして、アルフォンスマンゴーソーダにしてみよう。
やっと順番が回ってきて、お兄さんに「バターをかけますか?」てなこと聞かれ、何やわからんけどかけといて!
で、出てきた商品トレイを見てちょっと引く。
ちょうどチケット買った娘も来て、ギョッとする。
知らなかったのよ、母は。こんなバケツのようなポップコーンが出てくるとは。
普通、セットものって小ぶりじゃない?
映画を見る間中ずっとポップコーンを食べる。
休む間も無く食べ続ける。
しかし、映画が終わり、バケツを見るとまだ真ん中より上のラインを保っている。
マンゴーソーダもまだ半分残っている。
今さら言う事ではないがワタクシ、少食なのだ。

出口でトレイを回収する人がいて、「え!?」となる。
動揺して後ずさる。
こんなに残ってるポップコーンを捨てる?ジュースもまだ残ってる。
大きなバケツと大きなジュースをトレイから出して抱える。
娘が呆れて「それ、持って帰る気?」
母「こんなに残ってるのに捨てろって言うの?」
娘「じゃあ、売店で蓋もらえば?でもまた長蛇の行列だよっ!」怒気を含んだ声で言う。
誰のために買ったと思ってるのよっっっ行列に並んでいる間じゅう娘の幼い頃のことを思い出して色々反省して、
でも母の金銭感覚のギリギリのラインがポップコーンセットだったのに。
娘「そんなのを持って電車に乗るなんて信じられない、一緒に帰りたくない。今日は勉強したと思って次から気をつければいいじゃない。」
と、まるで母がバカのような口っぷりではないかっ!
そもそも母は映画館でモノを食べる習慣も、バカみたいに高いジュースも、許せないんだよっっっ
怒りに打ち震えながら、持っていたエコバッグにバケツを入れて・・・
その瞬間「え?エコバッグ、持ってたの?な〜んだ!それならいいよ。」と娘。
蓋もないポップコーンのバケツを胸に抱えて電車に乗るのを想像してたらしく「もう、となりのトトロのメイがとうもろこし抱えてるようにしか見えなかった」
すっかり安心して、機嫌直してるが、母の機嫌は直らない。煮え繰り返っている。
電車を待ってると娘が「1円落ちてる!」
あとで娘は絶対違うと言い張ったが絶対あの時娘は半笑いだった。
セコい母なら拾う?どうする?そういう目だった。
拾います。1円を笑う者は1円に泣くのです。

夕食時。
残ったポップコーンを少量皿に盛りレンジでチンして、「カレーの恩返し」をふりかける。
イケる。
夫が「もう、これないの?」
あります。売るほどあります。「塩味にします?カレーにします?」
ワタクシ、映画館のポップコーンに勝った気がしました。
娘が苦笑いしていました。

あ、貼り付けたのは「ポップンポップコーン」の歌。
『おかあさんといっしょ』であゆみお姉さんとけんたろうお兄さんが歌ってて、ちょんまげマーチとかと同じくらい好きだったなあ。
ポップン♪ポップン♪ポップン♪ポップン  ってとこで、はじけるの、娘が。かわいかったなあ〜〜〜
あ、いや、今も十分かわいいけどさ。
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