友近「待って」松本人志の心境になれぬ複雑思い吐露
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今週の日曜日に小学生の甥っ子が剣道の全国試合に出た。翌日の月曜日に、「気合が入った、」という事後報告を聞いた。
今、ＮＨＫのテレビでは１９６４年の東京オリンピックの食堂の話をドラマ形式でやっている。
自分はこうしてパソコンに向かってニュースについて想っている。吉本興業の芸人たちがやくざの忘年会に出た同僚と会社とのいざこざについてそれぞれ思うことを発言しているニュースの記事を読み、「浮世」、と題して思うことを書いている。
２０１９年。西暦なのでキリストが生まれてからの時間を表している。来年は２０２０年で再び東京にオリンピックが来るということ。綾瀬はるかが英語であと一年だと伝えている。
一人一人生きていて、意識があって、それぞれに思う時間を過ごす。人間の意識と思考と判断と選択と他の誰かとの関係と、縦に横に関係しあって社会が構成されて現実がある。それにしても実に多様で関係してみたり無関係にすれ違ったり人は皆バラバラな存在として暮らしている。
人が集まるところには規則が起こりがち。それぞれの人間の個性、社会的な立場、管理する人と管理される人。会社や学校、趣味を同じくする人々の会、人はそれぞれ機敏に場の規則を感じ取りまた教わりそれなりの振る舞いを身に着けて行く。ちょっと離れてよくよく見ていると、不思議な世界だと思う。人は自由だということになってはいるが、果たして自由に振る舞っている人というのはどこにいるのだろうか。
スナック 好み で酔っ払って千鳥足で道を歩くときに、生まれ落ちてからやがて死んでいくであろう我身について想いを馳せる。吉本興業の問題というのは自分には関係ない。そこで大切にしたいことを所属する芸人たちがそれぞれの立場と想いで語ってはいるけれども、傍らでは電車に揺られる疲れた人が目をつぶり、宮�� 大輔は３８歳にしてハンドボールに相変わらず打ち込んでいる。そうこうしている間にも西日本では大雨が降り道路が冠水していて、スイスでは日本と韓国がフッ化水素の部品の輸出入を巡って貿易機構の場で争っている。
自分は夜９時を回り今日はもう疲れたのでまとまらない想いをうっちゃって、何もかもをブン投げて寝ることにしようと考えている。
９時のＮＨＫニュースでは、京アニ放火事件の犯人の元同僚元上司という立場の人が、かつてまじめに働いていた犯人青葉の姿を回想して、今回の事件を全く理解が出来ないという困惑を伝えている。京アニに訪れたファンが、何故、と言って号泣している。
おそらく、今の吉本興業はやくざと近いんだろうという匂いを感じつつ、きっと今までもずっとそうだったんだろうということを想像しつつ、関係ないので寝るのだ。
明日もしたり顔で浮世を生きなければならないので。
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