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2019年07月20日19:07

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魔法世紀 パルウス・ムルティ 1−3



 屋敷はまるで廃墟のようにボロボロのレンガと多い繁る草に囲まれ広さはあるようだが、まるで刑務所か奴隷屋敷のような印象がある。
分厚い木の扉を開けると子供達が廊下や大階段で遊んでいる。
「おい、新しい仲間を連れてきた。悟。お前面倒みてやれ」
悟「えー僕が?」
「お前も家族に育ててもらっただろ。今度はお前の番だ」
悟「お前たち、名前なんだ?」
「僕はセリオ、弟はトニー。・・・それで、このおにーさんは何者?」
「丸林国継という怖いお兄さんだよ。俺は黎鳴(レイメイ)」
セリオ「何が怖いの?」
黎鳴「国継のお菓子を食べるとカエル風呂に入れられる」
トニー「カエル?」
悟「国継がペットで大量に飼っているんだ。カエル」
国継「こらこら、変な噂たてるなよ。誤解するだろ?」
黎鳴「この前僕をカエル風呂に入れたやん」
国継「お前がビスケット食い荒らすからだ」
セリオ「とりあえず・・・悪い人ではなさそうだね」
トニー「うん」


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