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2019年07月20日17:22

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映画「新聞記者」を見てきました。

2014年にオープンしながらこれまで5年間一度も行ったことがなかった、岡山駅前のイオンモール。
この中にイオンシネマという映画館があります。
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この日(7/20)は、「天気の子」とか「ポケモン」が大人気で1日に何回も上映するのに対し、「新聞記者」はたった1回。小さな扱いです。
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私がなぜこの映画を選んだかというと、弱い者が強い者に立ち向かうストーリーが大好きだからです。
1988年には、中学生が管理教育に抵抗する内容の映画「ぼくらの七日間戦争」を楽しみました。
その後、森村誠一の小説「虹色の青春祭」が気に入って何度も読みました。男子高校生のグループが知恵を出し合いながら不良少年や大人のヤクザをやっつけていくという、コミカル(喜劇的)な内容です。

そして、今日見た映画が、悪政をやっつけようとする人たちをえがいた「新聞記者」です。
ネタバレにならないように、控えめに内容を述べておきます。

ここ数年の安倍政権の時代に実際に起きた事件を模した場面が数々見られます。
レイプ事件のもみ消し疑惑、情報改ざんの作業をさせられ悩んだ職員の自殺。

主演者の一人は、政府機関の一員として、良心の呵責(かしゃく)に苛(さいな)まれながら国民の権利を抑圧する片棒を担がされていた、一人の若手職員です。
仕事の中で知った政権とそのオトモダチ企業との醜い癒着を、スキャンダルとして新聞記者にばらすか。
それとも、黙っておくことを上司と約束した上で栄転するか。
その二者択一が迫られたところで映画は終わってしまいました。
ただし、そこに至るまでの数々の場面をもとに、若手職員がどちらを選ぶかは推測できます。

私としては、急展開を期待する所で終わらせず、「ぼくらの七日間戦争」みたいにクライマックスとして体を張ってケンカする場面がほしかったです。
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