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2019年07月18日17:00
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公民館の野鳥講座「夏編」
地元公民館の野鳥講座のお手伝いに行ってきました。
講座名は「四季を感じる近郊の自然散策」
季節ごとに1セット2回、計8回の予定です。
「春編」は、4月27日の日記に掲載しました。
今回は「夏編」で、第1回目は7月11日、第2回目は今日、7月18日でした。
7月11日「夏編」第1回目は、室内での説明。
鳥を観察する上でのポイントとなる、大きさ、体の模様、尾羽や嘴の形、止まった時の姿勢、飛び方などを、配布した資料で説明しました。
鳥を識別する上では、まず大きさを押さえておく必要があります。カラス、ハト、ムクドリ、スズメなどの身近な鳥の大きさを把握しておけば、分からない鳥が出現しても、大きさの比較ができ、種類をある程度絞ることができます。それから、身体的な特徴を見ていけば、識別が可能になるでしょう。また、姿勢や動きなども種類によって特徴があるので、そういう点も観察する上では、大切なポイントとなり得ます。
通常第1回目は、1時間ほどの説明の後、公民館前の河川敷に出て観察することにしていますが、この日は、朝から降っていた雨が止まず、観察を断念。代わりに、身近な鳥の画像を何種類か見ていただき、特徴などを説明しました。
カワセミやモズの雌雄による違い、シメの羽の形の特徴等々、画像をゆっくり見て説明することができました。
最後に、第2回目の概略説明をして、この日は終了。
今日、7月18日「夏編」第2回目は、公民館を離れ、最初から川で観察。
近鉄道明寺駅へ集合してから、「春編」と同じ石川を2�劼曚評緡�へ向けて歩きました。
今回のスタート地点は、「春編」第2回目の終了地点になります。
まずは、駅前で地図を見ながらコースなどを説明。
双眼鏡の使い方なども説明してから、すぐに河川敷に出て観察しました。
河川敷では、サギ類、セキレイ類、イソシギなどを観察。
ダイサギ・コサギ
2羽並んでくれたので、大きさの違いなどが説明できました。
ダイサギ・カワウ
ダイサギの背中の飾り羽が美しいです。カワウは、その後、珍しく土手の道路沿いの電柱のてっぺんに止まった姿も見られました。
ゴイサギ
見られたのは1羽だけです。こちらでは最近見る機会が減って、珍鳥になりつつあります。
ハクセキレイ
ファミリーと思われる4羽ほどの小集団が、河川敷のグランドで見られました。
イソシギ
2回ほど目の前を通り過ぎました。止まった場所が遠すぎましたが、特徴の側面の模様などは、一応説明できました。
土手を歩いて移動している時、前方に見える建物の背後に向かって威嚇するように、何回も急降下を繰り返すチョウゲンボウが見られました。
チョウゲンボウ
それにしても・・・羽が見事にボロボロ！
その後チョウゲンボウは飛び去りましたが、威嚇していた対象が見えなかったので、さらに進んで確かめると、建物の背後にオオタカが止まっていました。
オオタカ
立派なメスの成鳥です！けっこう近い距離で、見やすい場所に長時間止まっていました。お腹の横縞、はっきりした眉斑、足の色などがしっかり観察できました。
こういうイベントで、オオタカがこれだけ良い条件でゆっくり見られることは、珍しいでしょう！
オオタカを観察中、近くをトビも飛びました。
トビ
これで、猛禽類が3種になりました！
この後、近鉄古市駅近くの観光案内所前で、鳥合わせ。
今日、確認できた鳥は以下の通り
カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イカルチドリ、イソシギ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ
こんな時季なので、それほど期待はできず、出てほしかったオオヨシキリは出ず、セッカも一声のみ、チドリ類も満足に見られませんでしたが、思いがけず、オオタカ、ゴイサギなどがゆっくり見られ、結果的には、充実した観察ができました。心配していた雨も降らず、無事に終わることができました。
次の「秋編」は、10月を予定しています。
（参考；「春編」の日記）
https:/
講座名は「四季を感じる近郊の自然散策」
季節ごとに1セット2回、計8回の予定です。
「春編」は、4月27日の日記に掲載しました。
今回は「夏編」で、第1回目は7月11日、第2回目は今日、7月18日でした。
7月11日「夏編」第1回目は、室内での説明。
鳥を観察する上でのポイントとなる、大きさ、体の模様、尾羽や嘴の形、止まった時の姿勢、飛び方などを、配布した資料で説明しました。
鳥を識別する上では、まず大きさを押さえておく必要があります。カラス、ハト、ムクドリ、スズメなどの身近な鳥の大きさを把握しておけば、分からない鳥が出現しても、大きさの比較ができ、種類をある程度絞ることができます。それから、身体的な特徴を見ていけば、識別が可能になるでしょう。また、姿勢や動きなども種類によって特徴があるので、そういう点も観察する上では、大切なポイントとなり得ます。
通常第1回目は、1時間ほどの説明の後、公民館前の河川敷に出て観察することにしていますが、この日は、朝から降っていた雨が止まず、観察を断念。代わりに、身近な鳥の画像を何種類か見ていただき、特徴などを説明しました。
カワセミやモズの雌雄による違い、シメの羽の形の特徴等々、画像をゆっくり見て説明することができました。
最後に、第2回目の概略説明をして、この日は終了。
今日、7月18日「夏編」第2回目は、公民館を離れ、最初から川で観察。
近鉄道明寺駅へ集合してから、「春編」と同じ石川を2�劼曚評緡�へ向けて歩きました。
今回のスタート地点は、「春編」第2回目の終了地点になります。
まずは、駅前で地図を見ながらコースなどを説明。
双眼鏡の使い方なども説明してから、すぐに河川敷に出て観察しました。
河川敷では、サギ類、セキレイ類、イソシギなどを観察。
ダイサギ・コサギ
2羽並んでくれたので、大きさの違いなどが説明できました。
ダイサギ・カワウ
ダイサギの背中の飾り羽が美しいです。カワウは、その後、珍しく土手の道路沿いの電柱のてっぺんに止まった姿も見られました。
ゴイサギ
見られたのは1羽だけです。こちらでは最近見る機会が減って、珍鳥になりつつあります。
ハクセキレイ
ファミリーと思われる4羽ほどの小集団が、河川敷のグランドで見られました。
イソシギ
2回ほど目の前を通り過ぎました。止まった場所が遠すぎましたが、特徴の側面の模様などは、一応説明できました。
土手を歩いて移動している時、前方に見える建物の背後に向かって威嚇するように、何回も急降下を繰り返すチョウゲンボウが見られました。
チョウゲンボウ
それにしても・・・羽が見事にボロボロ！
その後チョウゲンボウは飛び去りましたが、威嚇していた対象が見えなかったので、さらに進んで確かめると、建物の背後にオオタカが止まっていました。
オオタカ
立派なメスの成鳥です！けっこう近い距離で、見やすい場所に長時間止まっていました。お腹の横縞、はっきりした眉斑、足の色などがしっかり観察できました。
こういうイベントで、オオタカがこれだけ良い条件でゆっくり見られることは、珍しいでしょう！
オオタカを観察中、近くをトビも飛びました。
トビ
これで、猛禽類が3種になりました！
この後、近鉄古市駅近くの観光案内所前で、鳥合わせ。
今日、確認できた鳥は以下の通り
カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イカルチドリ、イソシギ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ
こんな時季なので、それほど期待はできず、出てほしかったオオヨシキリは出ず、セッカも一声のみ、チドリ類も満足に見られませんでしたが、思いがけず、オオタカ、ゴイサギなどがゆっくり見られ、結果的には、充実した観察ができました。心配していた雨も降らず、無事に終わることができました。
次の「秋編」は、10月を予定しています。
（参考；「春編」の日記）
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