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2019年07月13日10:15

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企画立案

一日限りの注文間違える喫茶店
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5703751


 いろんなものが街にはあるけど情報化時代の今、企画立案されたものの背景にはどうしても、狙い、が表立って立ち現れてくることが多いので、さあ遊べ、さあ楽しめ、さあ手足をつかえ、と、狙い、を意識させられて逆に居心地が悪く感じることが多い。

 因果の流れを妨げずに気持ちを沿わせて行くような必要性に応える形で自然発生的に起こるお店や場所が大切だと思う。情報から入りがちな現代人が始めることは往々として、わざとらしくて、例えば唐突に広場に屋台を並べたりする。「さあお祭り気分を味わえ、」とばかりに。そしてどういうわけかそういうところへのこのこ出かけて行って楽しそうにする人々が現れる。そうやってみんなコンセプトに乗っかって生きているふりをしている。ちょっと言い過ぎたかもしれないけど、・・・・、逆に具合が悪くなると感じてしまうのは自分だけだろうか。

 疲れた時には腰かけたい、のどを潤したい、そんなときに喫茶店がビルの合間で薄暗い扉を鈍く輝かせて佇んでいるようなことがやる側にも利用する側にも大切なのであって、ぼんやりし始めた人が刺激を必要としているからっていきなりその人たちのために喫茶店を開いたってなんとなく造り笑顔でありがとうと言わなければならない窮屈な現場となりはしないか。


 情報化時代だからなのか利益至上主義の世の中だからなのか、なんだかわからないけどコンセプトに先走り過ぎなそんなちょっとした無理がそこここに立ち上がることが暮らしにくさにつながっているような気にもなったりする。デフレマインドの遠因というと言い過ぎなのかもしれないけど必要性に自然に過不足なく応えてくれる街ほど過ごしやすい。それはやる側だって同じじゃないだろうか。
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