mixiユーザー(id:591226)

2019年07月13日04:48

158 view

日本の司法史に残るニュース

■覚醒剤使用の女性に無罪判決 「男の暴力で拒絶できず」
(朝日新聞デジタル - 07月12日 21:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5704278
ーーーーー
価値の大きさに比して見過ごされそうなニュース。ちょっと、凄い話だよ。
−−−−−
>判決は、検察官が作成した女性の自白調書と、取り調べの様子を録画したDVDの内容を検討。女性はDVDで「殴る蹴るの暴力を受け、殺されると思った」「怒らせて殴られたくない気持ちが大部分を占めた」と説明。一方、自白調書には暴力や恐怖心の記載はなく「殴られたくない気持ちと男の望むことをしてあげたい気持ち」は等しいとあった。岩田裁判官は「自白調書は供述を正確に録取したと認められない」とし「自らの意思で使用したと認められない」と述べた。
−−−−−
これは画期的だぞ。取り調べの可視化が法的に制定されたのは、本年6月1日より。逮捕されたのが昨夏だから先行する「試み」だろうが、「供述」が検察のブラックボックスから脱する重要な判例となる。先例はあるのかな? あるにしても、いま検察の可視化された実態(DVD)により調書が覆るというのは、大変な話だろう。この動き、断然、支持する。
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する