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2019年07月09日10:50

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「苛め」に対する私の考え方です。

中2刺殺 2年になり関係悪化か
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5697806
最近の「苛め」は「苛め」と呼ぶより「傷害」「窃盗」等々かなり悪質化されて心が痛みます。そして「苛め」によって「自死」する生徒も増加傾向にあります。
 国は「苛め防止対策法」を平成25年に公布しています。そしてこの中に「苛め」の定義や情報の共有化等が盛り込まれています。
 今回は中学2年生の生徒が同じ学年の生徒を殺傷してしまったので社会中にかなり衝撃が広がっています。過去にには福島から横浜に非難して来た生徒が150万円恐喝された事件も記憶に新しい所です。(私はこの事件では子供が150万円持ち出して親が気が付ない事に疑問を感じています)
 我家の息子も小学生の時に3年間酷い苛めを受けた事があります。学校に行く都度暴力で怪我を受け、頭を切って5針縫った事も有りました。それでも息子は学校に「行きたい」と言う気持ちを強く持っていました。しかしながら手首を縛られフェンスに吊られ、最終的には首を絞められた跡を残して帰宅。「苛め」が始まってから色々な人に相談して色々な対応をして来ましたが、「首を絞められた」時点で「もう無理」と判断。小児精神科で有名は小倉清先生を訪ねたら「安全が確保できない学校なんて行く必要ないよ」と言われて息子は少し安堵した様子でした。義務教育なので教育委員会に「安全が確保できない学校へは通わせられません」と報告しました。そして「義務教育なので教育を受ける権利の保障はどうされるか?」と尋ねました。
 かなり長期に続いていた酷い苛めも「教育委員会」へは報告がされいなかった様子で担当の指導主事が「お母さん、よく我慢しましたね。これは絶対に放置してはいけない事です」とその後学校へ何回も行って色々対応策を講じましたが、結果的には卒業まで苛めは止まず息子は殆ど通学出来ず、私が手配した色々な所へ通っていました。
 自らがこの体験を通じて感じた事は「苛め」は学校関係の交友間で発生しますが、必ず先生の見えない所で起きる事。又加害生徒を敵の回すと自分がターゲットになるので加担する生徒が増える。ある意味「ゲーム感覚」の苛めが当時の苛めのスタイルでした。
 学校に全て責任があると言う事では有りません。基本は家庭です。子供の一番身近に居る親が子供の変化に気が付かないと「子供を守る事は難しい」と実感しました。
 但し、今回の様に些細と思える事でもドンドンエスカレートする可能性もあるので、一番早く把握した人が「親」や上司に報告して置いた方が「保険」になります。
 単独での判断は危険です。私も色々な人に相談して乗り越えましたが、「一人で抱え込まない」が原則だと思っています。そして何よりも「親が子供の表情等にもっと関心を持つべき」と考えます。 
「自死」等をされた場合には背景が色々あるので「一般論」では語れませんので今回の事件へのコメントは控えますが、「些細な出来事」と思うのは大人目線で、子供に取っては「重大」と感じてしまう事も多々あります。
 皆で子供を見守る姿勢が大切だと思います。不幸な事件が起きな為にも「子供目線」を大事にして欲しいです。
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