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2019年07月08日21:31

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わからないことを自分で考えたり調べたりするのが楽しかったのに

Gのレコンギスタ、映画になるのか。
それは観に行かないとな。
ここ数年で最も脳がビンビンになったアニメだったから(笑)。
やはりおれはトミノっ子だなと再確認した作品がGレコでした(笑)。


よく「内容がわからない」と批判されることも多いGレコみたいだけど、若い衆だけでなく、ぼくと同じ大きな大人たちにもいるようで、そこはちょっと驚いてます。
そういう人たちは「ガンダムはこうである」というのが固まってて、それに添わない内容だったのが気に入らなかったのかもしれないか。


ただ自分としては、80年代のトミノアニメをはじめとした、サンライズリアルロボットアニメを観てたのにそうなっちゃうのか、という気持ちがあるのです。
だってあの辺、アニメ観てるだけじゃわっかんねえっていう内容ばかりだったのにねえ(笑)。


最も顕著なのがZガンダムの「ティターンズ」と「エゥーゴ」。
ガノタにしてプロレス大好きのマンガ家、 徳光康之先生のマンガでもあったけど、 徳光さん、大学時代、アニメなんか観そうにない美人の同級生に「ティターンズってなに?」って突然尋ねられたらしい。
しかも第一話「黒いガンダム」放送直後(笑)。


頭真っ白になったそうですよ、先生(笑)。
そしてこう答えるしかなかった。
「わかりません」
そりゃそうだ、日本中、あの段階でティターンズが何かを答えられる人間が関係者以外にいたとは、とても思えない(笑)。


でもそんな「わからない」をそのまま受け入れ、アニメを観ながら自分で頭フル回転させて考えたり、アニメ誌などから知識を仕入れて考えを修正したり補強したりと、それこそ脳をビンビンに活性化させて思考するのが快感だった。
ぼくにとってGレコは、久しぶりにそのビンビンになる感覚を味わわせてくれた作品で、それだけですこぶるありがたく、懐かしく、そして楽しかったのです。


あとねえ、それとは別にごく単純に久々に「トミノ語録」「トミノ会話」が聞けたのが楽しくて(笑)。
あの独特の言い回しや語彙。
あれはファースト時代から数えきれないほどの人たちがマネをしてきただろうけど、やはりオリジナルにしかホンモノは作れない。
その感覚をGレコ観ながら感じていました。
(この段落、指示代名詞ばかりですいません(苦笑い))


ちなみにZガンダムの世界観は、映画三部作や北爪宏幸先生の「機動戦士Ζガンダム Define」で、ぼくの中ではいまだに修正され続けています(笑)。
あれはまたオリジナルと別物というのもあるかもだけど、「そういう解釈もあるか」という新鮮さは悪いものじゃない。


ぼくの中で主に修正されたところは、アニメだとファーストの連邦やジオンと遜色ないくらいの規模に感じられてたティターンズやエゥーゴが、想像以上に小さな組織だったとか。
特にエゥーゴの実戦部隊なんて非合法組織だから、それこそゲリラのリガ・ミリティアと大差なさそうだし。
ティターンズだってエリート部隊からこそ少数精鋭で、数を多くしたら希少性や特権が薄れて意味がなくなっちゃうものな。



劇場版「ガンダムGレコ」は全5部作、第1部は「行け!コア・ファイター」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=86&from=diary&id=5696956
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