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2019年07月08日18:45

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ドレスもケーキも

■「精神的苦痛で立ち直れない」結婚式を台無しにされた新婦が悲痛な訴え ホテル側「誠心誠意対応する」
(BIGLOBEニュース - 07月08日 13:36)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=258&from=diary&id=5697003

いきなりろくでもねーコト抜かすけどよ、「結婚式って、果たして必要なのか?」と、ふと思ってなあ。

てか、「三組に一組が離婚するご時勢」なんで。

しかも、その多くが、間違ねーで「広義の意味での、経済的理由」さ。DVも浮気も、「関係性の貧困から生じてるのが大半」だしな。

ま、既婚者の手前が抜かすのもどーかだが、要は「互いに、価値観や人生経験とか異なる、一組の男女が、一緒に暮らすコトって、大勢に祝って貰う程の意味有るんだろーか」と。

・・・宮様や財閥や芸能人とかなら別かな?こっちならば、「両家の政治力や経済力のアピール、若しくはビジネス上の話題作り」なんで、大いに盛大に遣りゃー良いさ。

こちとら、別に、ITビジネスの社長でも、相手はグラビアアイドルとかじゃねーで、市井の庶民のフツーの男女。

だったら、役所に届けひとつ出してお仕舞いなら、数百円で済む。

そもそも、俺も含めて、大半の人が、「大恋愛の果てに、誰かを蹴落とした争奪戦をして、結婚なんざしてねえ」のだから。

相手の収入や容姿とかも、別にどーでも良い。デリヘル嬢(利用したコトねーけどな)呼んでるワケじゃねーのでな。

我が家の場合は、恋愛が合ったかどーかは疑わしいよなあ。たまたま街角で出逢って、「ウマが合いそーだから」で、一緒に暮らし始めて、その延長線上か。殆ど、斉藤和義の「ベリーベリーストロング」の歌詞みてえ。

結婚を決めたのは、病床の母に、彼女を紹介した際、「わ、可愛い。この子のウェディング・ドレス姿を、私に見せて」だったかな。

結局、49歳の若さで、彼女は突如彼岸に羽ばたいたんで、約束は果たせ無かったが、遺言と思い、式だけは挙げたよ。

あ、会場は「居酒屋」で、会費制さ。勿論、ウェディング・ドレスもケーキも無かったけど。

・・・それからざっと、1/4世紀の歳月が流れたねえ。

当時、祝ってくれた人達のざっと半数は、今は連絡途絶・・・中には全く行方不明に為ったのも居るが、恐らく「北朝鮮の工作員に拉致されたのは、多分一人も居ねえ」と思う。そこ迄、連中もヒマじゃねーだろうしな。

んで、人間遣って半世紀も過ぎると、周囲では、「離婚も再婚も、日常茶飯事」だ。

一番多いのは、「契約不履行」かなあ。

例えば、「年収800万だったのが、いきなり失業した」だの・・・正直、馬鹿みてーだけどさ。

一体、「永久の愛」って、ドコにあり、聖書の「貧しき時も、病める時も」とかの、誓いの言葉も含めてなんだけどね。

勿論、ひでー亭主は、昨今、星の数程存在するだろーぜ。そして存外、「俺もそのひとりに該当してる」から。

20年前は、借金が1億円くれー有ったのでな。当時は連日のよーに、街金やヤクザや裁判所の執行官が、もーすぐ競売の我が家に押し掛ける状況だった。

電気やガスとかライフライン停められ、ふたりで、公園で水汲んで来て、石油ストーブで鍋こさえて、懐中電灯の灯りの下で、「美味しいね」と、食べた思い出は、今も忘れ難いからさ。

最悪状況でも去らねー相手に、もし出逢えたら、その人は、夫婦を越えて「戦友みてーに変われる」のでなあ。

私事だが、実は今も、転職に関する、所謂「エアポケット状態」で、彼女に要らぬ苦労を強いてるのだよ。

ま、「浮沈は長えー人生の常」だし、取り敢えず乗り越えたら、「あの時は大変だったよねえ」と、互いに、酒飲んでの語り草に変わるからさ。それだけの経験は、共に手を携えて潜って来た。

本当に、結婚は、「社会や周囲に誓い合うもんじゃねーで、ふたりだけの為に、ふたりが誓うもん」なんだからさ。




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