７．０７

戻り梅雨で、今日も雨。
世間的には七夕らしいが、この天気じゃねぇ。

１０日に、「風の谷のナウシカ」が放映されるとか。
ジブリ大好き人間としては、ｄｖｄを持っているのにも拘わらず、観てしまうんだなぁ。

一番好きなのは、「紅の豚」。
自ら呪いを受けて豚になった主人公が、飛行艇に乗った空賊と戦う物語だが、豚となった主人公が矢鱈と格好良く、とてもダンディなんだな。

主人公と共に大好きなのが、宮崎監督の飛行機好きのところ。
「風の谷のナウシカ」や「天空の城　ラピュタ」には想像上の空飛ぶ乗り物が出て来て、「風立ちぬ」では実在のゼロ戦が出てくる。
平和主義者の宮崎監督が、兵器で有るゼロ戦を描く（正確には、ゼロ戦の開発者の半生を描いたのだが、そこのゼロ戦の登場は欠かせない）には色々と葛藤も有ったろうがね。

話戻って「紅の豚」。
曇天の中、アドレア海の上空を飛ぶ主人公の真っ赤な飛行艇。
灰色の世界に、たった一つの小さな赤。
何度観ても大好きなシーンである。

機関砲の弾詰まりを描いたシーンとか、新たなエンジンをテストする時のシーンとかも好きだなぁ。
繊細な描写というか、リアルさを大事にした感じというか、流石、大人の男向けのアニメーションだね。

愛する女性を振り切り、戦いに・・・・・・・う〜ん、ダンディやねぇ。