七夕賞
さて、去年は3連単200万馬券が飛び出した七夕賞です。
明日の天気は曇りと雨がパラパラという感じですが、馬場が悪化しても稍重ぐらいまででしょうか。良馬場でもスタミナが必要な福島競馬場ですから少し渋るだけでも時計がかかりそうです。
展開はマルターズアポジーが「自分の競馬をする」宣言であればハイペース超底力勝負になるでしょう。
マルターズアポジーが逃げた2017年は良馬場でも前半1000m58秒で息が入らず、勝ち馬の上がり時計が36秒1（上がり2番手）というバテバテの展開でした。
ハンデ戦はまず、トップハンデの馬が決まって、その馬から下の馬のハンデを決めていきます。
今回のトップハンデはミッキースワロー57.5キロです。
この馬は2走前に57.5キロで新潟大賞典2着ですからハンデは問題ありません。
しかし、好走が良馬場に偏っています。
道悪になると成績がさえません。馬場が悪ければ軸にはできない感じですね。
1番人気ロシュフォールは新潟大賞典ではミッキースワローと同タイムの3着でした。
今回も同じ55キロで出走してきます。
ロシュフォールの目だつ点は常に上がり最速の脚で突っ込んでくることです。
32秒台の末脚を使えるため、新潟、東京など広いコースでの好走が多い馬です。
京都のマイル右回りでは少しモタモタして取りこぼしました。
血統的には道悪も苦にしないタイプのようですが、今回はハイペース前提で考えれば最後はバテバテの体力勝負。つまり、初めて底力勝負を経験することになりそうです。
ロシュフォールの牝系血統は1号族l記号です。見えない法則をお読みの方にはおなじみの皐月賞牝系です。同じラインにはネオユニヴァース、フサイチコンコルド、ヴィクトリー、アンライヴァルドなどクラシックの系譜があります。
休み休み使われてきましたが、この血統を見ると底力勝負は歓迎というタイプかもしれません。人気で、出遅れ癖もありますが、まだ見せていない底力に期待してこの馬はしっかり押さえたいですね。
狙いたいのはアウトライアーズです。
同じコースで行われた2走前の福島民報杯では今回2番人気のクレッシェンドラヴと0秒3差4着でした。
しかし、直線前が塞がりロスがあっての僅差なので、今回内枠で斤量差が1キロついたのならば、外枠2番人気のクレッシェンドラヴよりも15番人気のアウトライアーズの方に食指が動きます。
血統的にも先週ラジオNIKKEI賞を勝ったヴィクトワールピサ産駒にフレンチデピュティですから道悪は大歓迎です。騎手も丸田恭介から野中悠太��と穴騎手から新穴騎手への乗り替わりです。時計がかかる底力勝負で内から強く抜けだしてほしいですね。
道悪になるといきなり強くなるクリノヤマトノオー
スタミナ抜群のウインテンダネス
2年前の穴馬でスタミナ勝負ソールインパクト
福島民報杯でマクリ上がり2着のクレッシェンドラヴ
内枠道悪上手エンジニア
◎ロシュホール
○アウトライアーズ
▲クリノヤマトノオー
△ウインテンダネス
△ソールインパクト
△クレッシェンドラヴ
△エンジニア
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