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2019年07月02日19:12

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エスピオナージの本質は

■米朝実務者協議再開へ トランプ氏「2〜3週間以内に」
(朝日新聞デジタル - 06月30日 22:22)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5686375

いや〜本当はもっと早く、この板門店での会談について日記寄せよーと思ってたんだが、借金だの貧困だの、「俺にとっては、外交なんざより、もっと重要度の高い記事に、日記書いてた」のでなあ。

で、休日でヒマなんで、たまには国際情勢でもと。

恐らく、この会談を持ち掛けたのは、トランプ陣営側からじゃねえかな。金にしても、経済制裁や禁輸に苦しんでたので、そりゃー再会談には乗るだろーぜ。

但し、主題は「北朝鮮の非核化とは別に有る」と、俺は踏んでるんだ。

こっからは手前の推理だけどよ、真相は、存外「地下資源」かも知れない。

直接の原因は、トランプの打ち出した「対中国への貿易戦争」だ。突然の多額の関税や、ファーウェイとかの通信事業の締め出しに、業を煮やした彼の国は、所謂レアメタルやレアアースと云われる、「希少金属や稀少物質」の対米輸出禁止を、ちらつかせたと思う。

こいつはTVのNEWSで短く報じられたけどね。

実は、米国ってこの手の希少金属や稀少物質って、第二次世界大戦前から、国内採掘したのは、なるべく他国に輸出せず、国内に計画的に備蓄して来た。

戦前、有名なのは、ドイツの大型飛行船、ヒンデンブルク号の爆発炎上事件だけど、これにしても一説には、米国は自国で採掘されたヘリウムガスを供給せず、ドイツは浮力として、可燃性のずっと高い水素を充填してたってのは、有名な話しでなあ。

勿論、米国内でも、希少金属や稀少物質は、中国同様に採掘可能だし、埋蔵量も結構有るそーな。

流れが変わったのは、米国発の新自由主義経済が世界を席巻し、多国籍企業が誕生し、そして中国が、市場を全面的に開放してからさ。

所謂、新自由主義経済は、株主配当最優先主義なんだ。だから、帳簿を黒字にして、株主に莫大な配当を寄越す為だけに、他の全ては平気で犠牲にされる。

判り易い例では、デトロイトの街だよ。GMは人件費の安いメキシコに工場を移転し、彼の地では財政不足から、消防署も警察も次々削減されたんでなあ。

で、レアアースとかに関してだが、こっちはもっと手っ取り早く「中国の方が安いから、買っちまえ」と為った。

結果、米国内の採掘とかに従事させられてた、下請業者とかは、融資打ち切られて次々倒産。技術的に職能者だった従業員は全員解雇され、社屋も工場も掘削機材も、片っ端からスクラップ化。

なもんで、今の米国は、「すぐには、自国の希少資源を採掘出来ねー国」に成り果てたのだよ。

仮にこの国に例えれば、ゴーンが閉鎖して、従業員全員解雇し、生産拠点を海外に移した、「日産の座間工場を再開出来るか?」と同じでな。

廃墟と化したインフラを蘇らせて、世代交代を果たした人達を、新たに雇用して社員教育なんざ、下手したら、数十年単位の歳月が必要」かもな。

でもよ、そいつは、強欲な産業界の買収に応じた、米国の歴代政権の失政の結果か。

でな、そこで捨てられた「所謂錆びたベルト地帯の、貧しい白人の多くの投票で、今のトランプ政権が誕生してる」ので。

因みに、レアメタルが途絶したら、米国を襲うのは、「第二の世界恐慌」かも知れん。この手
の物質を必要としてるのは、スマホやPCとかだけじゃねーのでな。

恐らく、最大の損害を受けるのは、「米国の軍産複合体」だよ。トランプが安倍に兆円単位で爆買いさせた、陸上イージスやF35(所謂、モンキーモデル。供給国以下の性能に意図的に設定されてる)とか、早晩、役立たずと化す」から。

意外かも知れねーけどさ、北朝鮮って、「中国に匹敵する、稀少物質を埋蔵してる国」なんだよ。予想では、市場開放してくれれば、「300兆円も可能」と、囁かれてんだ。

板門店での歴史的会談の、仲介の労を取った韓国の文大統領も含めて、周辺国の中露の指導者も、その政治や外交力を、もっと評価されるべきかもな。

あ、安倍総理?どの国の指導者も、誰も「彼を、独立国家の代表と見做してねえ」ので。

所詮米国のポチかATMなんだから。蚊帳の外なんざ当たり前。「トランプと交渉すれば、それで済む」からさ。

たかが植民地の総督と、対等な交渉したい為政者は皆無だ。そしてこの国の参院選後には、米国側からの「更なる、多国籍企業に対する、国民の共有資産の、大バーゲンセールが発表されるだけ」なんだろーしな。


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