mixiユーザー(id:10968004)
2019年06月29日10:37
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さだまさしコンサートツアー2019〜新自分風土記〜 国際フォーラム初日
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〇業火特典
今ツアー３回目にして、やっと新自分風土記CD聴き終えて特典DVD見て、パンフや書籍を読み終えてのさださんライブ参加です。
「予習してきた人はDVDすごかったでしょ？」
はい。本当に。
前回は前半の「長崎」の歴史と人情に心打たれ涙腺崩壊しましたが、今回は特典DVDのまほろば編、東大寺、二月堂、飛火野に曲を奉納している神秘的映像が脳裏に浮かんで、「奈良」の冷厳な時空そのままの圧倒的臨場感に心激しく揺らぎました。
終盤、特にまほろば。コントラバスの不協和音が混ざった不穏なプロローグ。禍禍しい黒い照明が、驕りと煩悩にまみれた我が業を映し出しているようで、恐ろしかったです。
なんだか盧舎那仏像の御前に自分一人いて、どうしようもなく自分が小さく愚かしい存在だと思い知らされている気がして・・・凍り付く青蓮地獄に落ちていくよう。
永遠の愛を叫びながらも、全てはうつろいゆく、諸行無常。
月光が照らす飛火野に、さださんの絶唱が吸われていく光景が目に浮かんで、胸が張り裂けそうな情動がこみ上げてきます。
更に「まほろば」の余韻が残る体に、アンコール「修二会」の疾走感たるや、カルマを焼き尽くす烈火の如くでした。
これはDVD見た人だけの豪華（業火）特典。家で見るライブラリィとホールで聴くライブとの相乗効果はすごかったです。
〇セルフカヴァー
映像も感動でしたが、ライナーノートやツアーパンフレットで補完された情報で、「新自分風土記」のテーマにより迫ることができた気がします。
といってもこっちにはさしたる教養ない上、見た側から内容忘れてしまって、記憶力もないので、理解した上で自分の中に内容が沁み込んでるわけではないのですけど、
セルフカヴァーという過去の自分と対峙する難しさをどうクリアしてきたのか、何となくわかった気はしました。
オリジナルの旋律を残しつつ、新しい音を入れて、今のさださんに合ったアレンジが絶妙だなって思いました。
大きく印象を変えてたのは「防人の詩」と「風に立つライオン」かな。フルオーケストラのイメージが強いので、ちょっと面喰いましたが、これくらい冒険もあってしかるべきかなと思いました。
歌唱については、ふきのとうがゲストだった８９年の「夏長崎から」CD聴けたので（ふきのとうの歌ってるの、これだけ〜｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡）、聴き比べてそれぞれの味わいを感じました。セットリスト近いですよね。
８９年と比べてさださん、だいぶ抑えてた感じで、喉に負担をかけない歌い方になっていくものなんでしょうね。
細坪さんの最近のセルフカヴァーも、感情を吐露してる歌の主体ではなく、全景を俯瞰してるような歌い方に変えていると説明されてましたが、傾向としては同じ感じでした。
私は、さださんのライブに最近行き始めたので、すっかり今の声に耳馴染んでるので、あまり変わったという明確な意識もなくすんなり聞けました。
結局聴く側がどの時点ではまったかで、歌い手の声や歌い方の好みって左右されるのかもしれません。
というのも光田健一さんの若い頃のDVD見たら、すごい違和感あったもんね。初めて見たのが去年だったので、クオリティが�發つ磴い茲蝓∈�り込まれたイメージが先行して、過去の若い頃の声も姿も今より良いと思えないって感覚、遅まきながらやっと理解できました。
実はこの日、さださん「雨やどり」の最初のフレーズ微妙に音狂ってて、珍しい＠＠；調子悪いのかなって心配しました。バリトンギターの柔らかい音が良かっただけに。同行したMさんも同じこと言ったので、ああ、やっぱりねって。
でもそこはさすがさださん、越谷の時よりMCがこなれてて、更に小ネタが加わってMCが余計長くなって、しゃっべってるうちにテンションどんどん上がってくのがわかりました。、さだ工務店の神仏乗りうつったような演奏に乗って、終盤は怒涛の熱唱で素晴らしいステージでした。
〇さだ工務店
望郷編をアレンジされた倉田信夫さん。ピアノ中心のアレンジ。最初の編曲へのリスペクトを込めて、一度解体し再構築されたそうです。懐かしさと新鮮さが見事に共存してますよね。
まほろば編をアレンジされた田代耕一郎さん。ギター中心のアレンジ。音の足し弾き、多様な音色使いにこだわり、バリエーション豊富な伴奏パターンで飽きない音作りをされたそうです。世界中の民族楽器収集された方だそうで、マニアックな楽器がさださんの曲にぴったり合ってました。
さだ工務店の何がすごいって、全員がさださんの音楽に憑りつかれたようにのめり込んでて、自分の音楽として歌の情景や心情をイメージして演奏してる感じが迫力あります。心が昂揚してるのが決して歌ってるさださんだけじゃないんです。
特に今回、２階席から良く見えたので、パーカッション（木村誠さん）に惚れ惚れしました。どんだけ楽器の種類隠し持ってるのか、本当に要所要所さりげなくかつそれがなければこのサウンドにならないってくらい肝なのよ〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))。
〇前夜、神の恵み
「日本は独立していない」DVDでそう語るさださん。
私もそう思えます。でもそこから先を語り始めたら、イデオロギーに行きついてしまうような・・・、ここでとどめて、「共に、大切な人を思って歌えること」に音楽の価値があるというメッセージに共感します。
令和の御代にあえて、「間違いをただすために未来がある」と発信するさださんに深い敬意を抱きます。
さださん、米兵からチョコをもらってなかったんですね。時流に迎合しないさださんんらしいです。
〇カサブランカ連想
「リリー・カサブランカ」って、花のことだったんですね。さださんの音楽聴いてると、賢くなります。
でもこの言葉で、映画「カサブランカ」を連想したのも本当です。「愛」とは相手の健やかな生存を願うこと、そのためには身を引くことも愛。奪ったり勝利したりするものではないのですよね。
それと「今日は君の誕生日♪」この出だしにきゅんとします。人は、大切な人の誕生日を覚えているものなのでしょう。逆に誕生日を覚えてもらえていることは誰かに大切に思われている証なのでしょう。
少年院にいる少年が、「誕生日を一度も誰にも祝ってもらったことがない」と語ったのを人づてに聞いたこと思い出しました。
さださんから「是非見るように」と紹介あったピコ太郎の動画「完パパ宣言」。早速帰宅して見ました。
泣けました。色々考えさせられますね。
人はみんなが恵まれた環境に産まれるわけではないよね。
でも、自分の意志で善良な生き方に生き直すことは出来ると思います。
それもRebornなんですよね。
MCと値段に惹かれてCD買いましたが、やっぱり「Reborn」の動画見たいなあ。
次はさいたまです。、予習復習もっとちゃんとやらないと(｡-_-｡)
教養高いさださんの音楽聴くと、なんでか対極にいる鮭オーケストラを聞きたくなるのよね。これが。
「さだのはなし」、面白かったです。おばあちゃんのおにぎりと木根川橋、親父の敬礼が印象深いです。
とか、関白宣言とか、長くなるのでまた今度(´･_･`)。
ああ、もうこんな時間。今日の光田さんのライブの予習まだしてない（汗）
明日はあんべさんだしミ☆⌒ヽ(*ﾟﾛﾟ)ﾉ
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