mixiユーザー(id:14824)

2019年06月22日06:55

70 view

今日は二十四節気の「夏至」です

2019年 6月22日(土)は
二十四節気の「夏至(げし)」です
◎古代中国でつくられた季節区分法が二十四節気。中国の黄河流域の気候がもとになっているので日本とは多少のズレはありますが、太陽が春分点を出て再び戻るまでを 黄経360度として、24等分して神社仏閣の祭事や習慣などの雑節を盛り込んでいます。
太陽が黄経 0度に達したときが「春分」
「夏至」は、春分点から 90度進み、北半球では昼が最も長くなります。
雨がよく降る時期で、まだ本格的な暑さにはならないころとされていました。

こよみ便覧には
『陽熱至極(ようねつしごく)しまた、日の長きのいたりなるを以って也』
… とあります。

よみ下し文には
「一年中で 1番昼が長い時期であるが、日本の大部分は梅雨の時期であり、あまり実感されない。
花しょうぶや紫陽花など 雨の似合う花が咲く季節。」
… と、解釈されています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二十四節気をさらに 5日ごとに分けた
「七十二候」は
初候(6月21日頃〜 6月25日頃)
「乃東枯(なつかれくさかるる)」
◎冬至の頃に芽を出した「夏枯草(ウツボグサ)」の花が黒ずみ、枯れたように見える頃。
フォト


次候(6月26日頃〜 6月30日頃)
「菖蒲華(あやめはなさく)」
◎あやめ(花菖蒲)の花が咲き始める頃。
◎あやめが咲くと “ 梅雨到来 ” と言われていました。


末候(7月 1日頃〜 7月 6日頃)
「半夏生(はんげしょうず)」
◎半夏(烏柄杓)が生える頃。また、「半夏生」の名を持つ 草の葉が白く染まる頃。
◎半夏が生え始めると、田植えを終える目安とされてきました。
フォト


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
多くのヨーロッパの国々では、クリスマス並みの大きな行事
「夏至祭り(ミッドサマー)」が開催されます。
フォト
(スェーデンの夏至祭)
シェイクスピアの作品『真夏の夜の夢』は、夏至の夜に妖精が活躍する物語。
夏至の日には、妖精のパワーが 1番強くなるといわれ、お願い事が叶いやすいとも…

また、夏至の日に摘んだハーブ(薬草)は最も効果が高いともいわれいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

旬の野菜
「オクラ」
•オクラの粘り気は 免疫力を高め、胃の粘膜を強くする働きがあります。
•ストレスなどによって弱った胃腸の調子を整え、夏バテの予防にも効果的。

旬の果物
「夏みかん」
•クエン酸は 疲れを和らげる働きがあり
ビタミンCは 美肌効果があります。

6月30日には
『夏越の祓 (なごしのはらえ or はらい) 』
という神事が行われます。
神社の鳥居の下や 拝殿の前あたりに、茅や藁で作った大きな輪を設け
「茅の輪くぐり (ちのわ) 」を行い、一年の前半に 知らず知らずのうちに犯した罪や過ち、心身の穢れを祓い清め、一年の後半の無病息災を祈ります。






0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年06月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30