mixiユーザー(id:5708563)

2019年06月19日18:13

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ここではしつけ体罰だけがとりあげられているが、

しつけの体罰、約6割が容認
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5669024

言葉の暴力による、人格破壊も、かなり深刻なんだけどな。

で、多くの「しつけ体罰を容認する意見」が、「心配の先取り」を根拠にしているが。

ワタシ74歳♂の周囲にいる80歳前後の、認知症発症直前の自己チューな老人男女をみていると、そのマウンティングやパワハラやセクハラといったマイナス行動は、かなり養育歴に影響されていることが推測できる。

高齢者の生活意識の研究不足によって、明確に因果関係が証明されてないというだけで。

経験的には、高齢化による先鋭化によってあらわになる「隠れていた怒りの爆発」には、非合理な暴力的しつけの「世代を超えた連鎖」としか思えないことが、良くある。


例えばワタシの両親は、94歳で亡くなった超生真面目だった父は、合理性を失った医師への妄信が原因で、自分を自ら追い込んで、職人芸を持っていた彼は自分ではまだまだ生きるつもりでいながら、あっけなく死んだ。

一方、86歳で亡くなったズサンだった母親は、医師の指示や息子の意見を無視して、これまたあっけなく亡くなった。

元気なうちは夫婦で相互に補完しえた二人の性格は、晩年たがいに先鋭化と老後への不安で激しく衝突し、たまたまその「夫婦間の亀裂」のスキに入りこんだ親類や近くの縁者に翻弄されて、夫婦の生活を引き裂かれる危機にみまわれて。

仕方なく一人息子のワタシが単身赴任して、外部を排除することで、かろうじて夫婦の関係はたもたれたが。
2年後、相変わらず外部の介入があって、一時の安定で自分を過信した母親が、ワタシの反対を無視して、一芸を持った父親を拉致しようとする外部と連絡をとって、そのストレスで母親は心臓発作で急死した。

「女房を殺したのは、ワタシだ」と父親は悲嘆して、1年後、医者の言いつけを守って、真夏の夜21時過ぎには空調が切られる大学病院で、脂汗を浮かべて父はあっけなく衰弱した。

当時まだコンパクトな空調設備はなく、担当医の学会への出張もあって、婦長とケンカしてでも「病室に空調工事する」とワタシが宣言したときは、94歳の父はすでに衰弱しきっていた。

高齢者は、一見頑丈にみえても、偶然がかさなっても、善意な環境や条件でも、一旦それが裏目にでれば、すべてが逆転して、あっけなく死に至る。

で、そうした本人を取り囲む状況にどう対応するかは、はっきりした寝たきりや認知症を発症してない限り、もはや合理性を失なった本人の性格と意思に根差した「本人判断」が、大きな要素を占める。

事実、父親と母親は、ワタシの目をぬすんで、父の一芸だけを切り取り拉致しようとする外部と連絡をとることで、自分たちでストレスを招き込んでしまった。

自己チューな両親のワタシへの裏切りは、ワタシが子どものときから、生涯続いてきたことではあるが。
最後まで、それで亡くなっていったのだから、息子としては、この両親は、どうゆう育ちへの防衛としてその性格を形成したんだろう?と、考えてしまう。


まあ、ともかく、「しつけ」と称する自己チューな親の都合や心配の押し付けは、「体罰であろうが、言葉の暴力であろう」が、現代の平和で行き届いた管理社会では、もはや自己責任の極みである「その子自身の死にざま」にまで、影響する気がする。


それだけに、せめて親から子への、「暴力と人格破壊の悪循環」だけは、軽減できたら良いのにと、老い先短い74歳の♂老人は念じてしまう。

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